「Room 54」紹介レビュー 住民が次々と神隠しにあう奇妙な街から脱出するホラーゲーム

2

イタリアのIK Interactiveが制作した
一人称視点のホラーゲーム

◆概要

310円の安価なショートホラー。

出口までに3つの脱出ルートがあり、
マルチエンディングとなっている。

日本語非対応だが、直接的なゲームプレイには影響なし。
コントローラーには対応している。

◆ストーリー

舞台はアメリカ・オレゴン州の西部に位置する小さな街ローズバーグ

街の山荘に引っ越したダニエル夫婦に奇妙な出来事が起こり始める。数日の間に次々と街の住人たちが姿を消していき、妻デジレも失踪。

事件の真相を掴めぬまま、
遂にはダニエル本人にも魔の手が忍び伸びる。

◆ゲームプレイ

特定のアイテムを集めて、
街から出ることを目指す脱出系のホラー

街の出口は封鎖されており、歩いて脱出することは不可能。

街から出るには「車」「ボート」「飛行機」のいずれかを直す必要があり、街の中で乗り物を修理するためのアイテムを集めることになる。

街には教会と工場と民家が二軒しかないのでアイテム探し自体は難しくないが、

ボートなら木の板や丸太や板金、
車ならガソリンやボルトカッター、

といった感じに
修理する乗り物によって必要なアイテムが違うのが少し厄介。

アイテム枠は6つしかないので必要な物だけ持ち歩こう。

怖さの度合いは低め。

霧がかった街の雰囲気はなんとなくサイレントヒルっぽさを感じる。

あちこちでゾンビ(?)がうろついており、
捕まると即ゲームオーバー。

視界が悪く、敵と遭遇するかどうかで難易度が変わる

こちらから攻撃する手段がなく、
敵の方が脚が早いので見つかったらほぼ終わり。

気になった点

・バグが多い(音がいきなりおかしくなったりオブジェクトが消えるなど)
・敵が強すぎる上に対処法がない

総評

クリアまでは1時間かからず。
一応ホラーゲームとしての体は成しているけれど、バグの多さと運ゲー感が強くて、出来が良いとは言えない。敵と遭っても為す術がないのはムズムズする。せめて何かしらのステルス行動くらいは欲しかった。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です