「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン ちょっとステキなリマスター」をプレイしてみた感想・レビュー
おすすめ度
どんなゲーム?
1993年に発売された初代「トルネコの大冒険 不思議のダンジョン」のリマスター作品。
グラフィックは柔らかく、UIはすっきり。 30年前のゲームなのに、今遊んでも不思議と心地良さがあります。シリーズの元祖だけあって、究極にシンプルな作品でした。
ゲームとしての特徴は、
・入る度に構造やアイテムが変わるダンジョン
・トルネコが1歩動くと敵も1歩動くターン制
・倒れるとアイテム全ロスト
お腹が減っていく要素ももちろんあります。今どき珍しくローグライクの基本をバッチリ押さえていて、その上でドラクエの仕様を被せたような印象でした。
ダンジョンは基本的なものしかなく、仲間要素・合成システム・ショップなどもないです。今の不思議のダンジョンシリーズと比べるとめちゃくちゃシンプルな内容です。
ゲームを盛り上げるのはドラクエでおなじみのモンスターたち。
なかにはラリホーなどの厄介な呪文持ちの敵もいて、低層でも油断できないバランス。本編では雑魚敵だからといって雑なプレイするとあっさり事故ります。
保存のツボもないからアイテム枠に余裕はありません。
厳しい場面に直面したときに何を使い、何を持っていくか戦略的な判断が求められます。
ダンジョンから持ち帰ったアイテムでトルネコの店が大きくなっていきます。直接的な経営要素はなく、ダンジョンに潜っている間、妻のネネがお店を切り盛りしてくれます。
気になった点
・レベルアップ時の硬直
レベルアップするとファンファーレが鳴り、祝福してくれるのは嬉しいのですが、 その約5秒間ほど操作不能になるのは気になるところ。 特に低層では頻繁にレベルが上がるため、高速で回したいのにゲームが停止しまくりで調子が狂います。
・ 敵の状態異常が見た目で判別できない
杖や草で敵にメダパニ・目くらまし・封印などのデバフを与えられますが、敵の見た目から状態異常がひとめで分からなくて立ち回りに困る…。 深層は相手にしたくない敵ばかりで、廊下で遭遇した敵が、「すでに対策した敵なのか」「新しく湧いた個体なのか」 判断できないのが事故の原因になりがち。
感想
クリアは4時間ほど(しあわせの箱まで)。
価格のわりにボリュームがないことや、ここ改善してくれと思う惜しい点も多々ありますが、30年以上前の作品がリマスターになって遊べるのは嬉しいですし、内容もしっかりと楽しめるローグライクでした。これから2、3と続編の復活にも期待。