「Graveyard Keeper 2」レビュー 墓場を管理しながら王国を建て直す狂気の経営シミュレーション

7

「Graveyard Keeper 2」をプレイしてみた感想・レビュー

おすすめ度

どんなゲーム?

墓場を管理しながら王国を建て直す狂気の経営シミュレーション

異世界の墓守として働き、死体を蘇生させて労働力にしながら町を復興していく。

感想としては、おつかいと作業が延々と続くタイプのゲームで、黙々とタスクをこなす没入感がめちゃくちゃ気持ちいい。気づけば朝になっていた・・・タイプのゲーム性。その一方で、作業量の多さがストレスとして跳ね返ってくる、クセの強い作品でもありました。

良かった点

牧場物語とは一味も二味も違うブラックすぎる世界観

ほぼ牧場物語と同じようなプレイ感を持ちつつ、死体を扱うってところが狂気で面白いです。

運ばれてきた死体は、墓に埋めるだけでなく解剖や焼却も自由自在。肉や骨などのパーツを剥ぎ取って素材にしたり、蘇生させて労働力に変えたりとやりたい放題です。不謹慎極まりないですが、他の穏やかな牧場物語系の作品では味わえない部分で、唯一の楽しさがあります。

今作からは、蘇生させたゾンビを「戦闘要員」にして戦うタワーディフェンス要素が追加

奪われた街をゾンビ軍団と共に奪還していく軽めの戦略ゲーム要素でした。勝利するごとに解放されるお店や機能が増えていくため、復興の達成感は感じられます。

レトロで温かみのあるグラフィック

人体を好き放題に解剖したり、教会でニセ神父として説教したり、やってることは結構エグいですが、見た目は牧歌的で居心地が良いです。倫理的に曲がったグロい部分もエンタメのジョークとして受け止められる柔らかい雰囲気になっています。

なんだかんだ自動化が楽しい

伐採・採掘・農業・加工など、ほぼすべての作業を自動化可能。前作よりも自動化の幅が広がり、小さな工場を作っていく感覚が楽しいものになっています。場所ごとに配置できる建物・採れる素材が違うので、自動化ゲーと同じくラインを組む楽しさも増した感。

気になった点

調整不足なゲームバランス、説明不足な所も

前作も作業がきつすぎるな、と感じるところがあったんですが今作はそれ以上。やれることが増えるとそれに伴うストレス仕様も増え、働かされてるなーという感覚が強いです。

あと、住民キャラたちのクエストがメイン進行に不可欠になっており、基本クエストに沿ってプレイしていくため自由度の高いスローライフのそれとはまったく別の物に感じました。できればゾンビの蘇生、ゾンビの自動化、施設など、重大な説明も要素の説明ももうちょっと欲しかった。蘇生のチャンスは週に1回しかないので、逃すとロスが大きいです。

ゾンビの活用法や自動化できる部分が増えたことにより、ゲームの幅が広がって基本的には楽しかったです。ただ、おすすめできるのは、ダークな所が好きな人か、作業という名の苦行に耐えられる人限定かなと思いました。個人的には不満もありながら結構好きでした。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です