「SYNDUALITY Echo of Ada」をプレイしてみた感想・レビュー
おすすめ度
国産の脱出シューター。Steamでの評価は散々ですが、そこまで悪くない感じです。ハードな部分が抜けたタルコフライクとしてそれなりに遊べるゲームでした。
どんなゲーム?
終末世界を探索するオンラインTPS
新月の涙という猛毒の雨により崩壊した2222年の地球。プレイヤーは「ドリフター」としてクレイドルと呼ばれる二脚メカに乗り、地上で貴重な物資を持ち帰ることを目指します。
ドリフターの仕事は危険な地上に出て希少資源であるAO結晶などを収集すること。
雨のときに掘るとより結晶の純度が高くなるので雲行きが怪しいときは雨を待つのもあり。目的が達成されたらエレベーターに乗り、地下都市アメイジアに持ち帰りましょう。
フィールドでは異形の生物「エンダーズ」や、他プレイヤーと遭遇することがあります。
他プレイヤーを倒すと、装備や拾った戦利品などすべて手に入ります。しかしプレイヤーを倒すデメリットもあるのでいきなり敵対することは少ないです。35時間ほど遊んで交戦したのがたった3回だったのでタルコフ系にしては平和なゲームだと思います。
プレイヤーを何回か倒すと協会から追放され懸賞金がかけられます。こうなると他の人から積極的にプレイヤーを狩る悪党と見なされ、一気にフィールドの嫌われ者に変わります。
賞金首がフィールドに入ってくると相棒のメイガスが警告してくれるので、賞金首の存在もピリッと良い緊張感になっています。安全に探索したい人は協会員に、他プレイヤーとガンガン交戦したい人は賞金首にという感じで棲み分けができているのは面白いと思いました。
気になった点
カスタマイズの物足りなさ
メカゲーと聞くと奥深いパーツ構成を期待してしまいますが、本作はシンプルです。
・パーツは「ボディ・手・脚」の3種のみ
・武器カスタムは一切なし
メカ好きには少し寂しい構成で、メカをいじる楽しさは薄いです。
メイガスのスキャン精度が微妙
便利なはずのスキャンが、不要アイテムばかり拾ってしまうのがストレス。
・資源単体でのスキャン指定ができない
・いらないクラフト素材ばかり目に入ってしまう
探索のテンポを乱す場面が多く、ここは改善してほしい部分でした。
感想
95%引きで買ったというのもあって満足。世間の評価は低いですが、「静かな終末世界を歩き、緊張感の中で資源を持ち帰る」という体験はしっかり楽しめるゲームでした。
ガチなPvPというよりは、可愛いAIの相棒やメカの世界観に惹かれる人向けだと思います。
