「SILENT HILL f」をプレイしてみた感想・レビュー
おすすめ度
どんなゲーム?
サイレントヒルシリーズの最新作。
1960年代の日本の田舎町を舞台にした和風サイコホラーです。
感想
めちゃくちゃ面白かった。とにかく話が重く、救いがない。もっさりとした動きは気になりますが、雰囲気とストーリーだけも評価できる作品だと思います。
山間にある「戎ヶ丘(えびすがおか)」という霧に覆われた村が舞台です。
まず、ビジュアル表現が圧倒的で、霧の濃淡や光の差し込みが素晴らしいです。不気味な画面がどこまでも広がっていて歩くだけでも何か出てくるんじゃないかと胸がざわつきます。
マップはオープンワールドってほど広くないですが、探索密度は高いです。手紙などの読み物を見ると、綿密に世界設定が作り込まれていることが伝わってきて楽しいです。
村の人たちは消えていて基本的に孤独です。
ようやくクラスメイトに出会ってもドロドロとした人間関係が垣間見えてきます。
主人公の雛子は雛子で「なんでそんな残酷なことするの?」って行動をするので色々な人物たちの闇が見え隠れしています。話があまりにも暗いので行き場のなさを感じてしまいますが、精神的に削られながらも先が気になってしまうストーリーでした。真相をすべて明らかにするには周回する必要があるので、長いゲームが苦手な人には合わないかもしれません。
個人的に惜しかったのは戦闘。
女子高生が主人公なので仕方ないかもしれないですが、アクションゲームとしては動きが重いです。戦闘も幅が狭いダークソウルという印象でした。武器のない最初は怖いですが、同じ敵との戦いばかりなので怖さも無くなっていきます。敵が近くにいると勝手に武器を構えてしまうのもホラーとしての緊張感が薄れてしまって残念だと思いました。
キャラとそれを演じる俳優さんはあんまり似てない・・・でも演技は自然で没入感あります。総じて、和風ホラーの雰囲気が好きな人には刺さる作品だと思いました。おすすめです。
