「龍が如く7 光と闇の行方」レビュー ホームレスから成り上がるアクションアドベンチャー

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「龍が如く7」は、龍が如くシリーズ7作目となるアクションアドベンチャー

今作はホームレスから成り上がり、巨大な悪を打ち砕く物語。
主人公、システムとすべてが一新され、新たな伝説を感じる一作だった。

Steamでは現時点で23910件のユーザーレビューがあり
非常に好評」を獲得している。

日本語、コントローラー対応

ざっと良かった点は、

・主人公が熱く、ストーリー的にも盛り上がる
・横浜が舞台で何もかも新鮮味がある
・スジモン集めや職業といった新たな要素
・豊富なサブストーリーやプレイスポット
・ほぼ実績に近いやりこみ

▲本作の主人公は桐生さん・・・ではなく春日一番という新たな人物。最初に見たときは「なんか主人公ぽくない」なんて思ったけど、内面は熱くて真っ直ぐで嫌いになれない存在だった。龍が如く特有の暗い展開も多々あるけど湿っぽさを感じさせない。

▲戦闘は前作までの喧嘩アクションからターン制RPGへと様変わり。おふざけ感のある「ドラクエ」って印象で面白いのだが、障害物によって攻撃ミスになったり、敵がちょこまかとバラけるから攻撃範囲から外れたりするのが玉に瑕。

▲ハローワークでジョブチェンジ。
仲間たちは「用心棒」や「料理人」といったリアルジョブに転職し、ランクアップするとスキルを覚える。まるでドラクエかのように成長していく姿が楽しい。

▲ドラクエ、ポケモン、ペルソナ等々…ふざけ倒しすぎてネタ元に怒られるんじゃないかと心配になるくらいパロディが盛りだくさん。

▲プレイスポットはいつもながら多彩な上に、今作からPC版でもようやく「パチスロ」ができるようになった。これは待ちわびていた人にとっては嬉しい点。

▲バイトクエストに会社経営とカーレース、あれやこれやとやってたらクリアに80時間。前作もそれなりにやりこんで18時間だったので単純にボリュームも大幅アップしている。

感想

初代から遊んでいるが今作は楽しくて一気にプレイ。主人公の入れ替えや戦闘システムなど前作から大きな変更はあったが、結果的にはいつもの龍が如くで安心して遊べた。ストーリーの熱さや、サブコンテンツのやりこみ具合いなど、ここにきてシリーズ最高傑作かもしれない・・・。ただ戦闘システムだけはまだまだ粗く感じたので次回作で期待したい。

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