「10番商店街」レビュー 夜の商店街で異変を探す8番出口ライクゲーム

「10番商店街」をプレイしたのでレビュー・紹介記事を書いてみました。

まず始めに評価は…

Steamでは現時点で29件のユーザーレビューがあり
「好評」を獲得している。

日本語対応、キーボードマウス操作

「10番商店街」は、どこかで起こっているであろう異変を探す8番出口ライク。

今作は夜の商店街が舞台となっており、道路を歩きながら異変がないかを探す。道の最後に分岐があり、異変の有無によって正解の道を選ぶというシンプルな内容となっている。

↑地面がマンホールだらけに…

両脇には閉店した店が立ち並び、人もまったく見当たらない、寂しい閑静な商店街。ホラー要素はほとんどないものの雰囲気は絶妙だった。最近どこもシャッター街が増えてきているので妙に現実味を帯びているのも良い。

↑目で追いかけてくる謎キャラ…

ゲームとしては全体的に本家より地味な印象。標識の違いとか、部屋の明かりが点いてるとか、正しい風景を頭にしっかりとインプットしてないと間違いを見分けられない異変が多い。「あーなんか違うかも」くらいに思うけど、このジャンルならもっとギョッとするような異変やちょっぴり笑えるような異変にも出会いたかった。

感想

良くも悪くも丁寧に作られた8番出口ライク。

本家と比べると異変の質に思うところはあるが値段以上の面白さだった。間違いを探すシンプルなゲーム性で、雰囲気が良い。さくっと遊びたい人には特におすすめの作品。