「Eternal Escape: castle of shadows」レビュー 吸血鬼の城で異変を探すゲーム

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「Eternal Escape」は
8番出口ライクな脱出ホラー

魔法の力により無限ループに陥った
吸血鬼の城で異変を探すゲーム

今作は地下鉄駅・・・じゃなく西洋の城が舞台で
ダークファンタジーな雰囲気が特徴。

城に閉じ込められた主人公として、不気味な廊下を歩き回り
悪夢のようなループを解くため「異変」を探すことになる。

日本語対応

プレイの印象としては
ホラーテイストがかなり強めな「8番出口」

何度も繰り返される廊下を歩いて

・異変がなければ先に進み
・異変があれば引き返す

という間違い探しのようなルールは今回も同じ。
ただ音や映像でびっくりさせてくる演出が多く
8番出口系のどの作品よりも背筋が凍る体験をさせてくれる内容になっていた。

最初は廊下、次に食堂、最後にさらに廊下の3ステージ構成

異変があるかどうかを進退で選択して
連続で10回正解すると次のステージに進める。

今作はライフ制になっており、ゲームオーバーになるとライフが増えてリトライが可能。
だんだんと簡単になっていくこの仕様が初心者にかなり優しい。
8番出口が難しいと感じた人でもクリアできると思う。

直接なストーリーはないけれど、
本の断片を拾うと、記憶を失った主人公の事や城の主の事を知ることができる。

8番出口ライクとしてはまずまずな内容。

「よく観察して異変を探す」といういつもの趣旨と違って、大味な演出頼み感がやや目立つがそれを乗り越えれば十分に楽しめる作品だった。びっくり系が多くホラーセンスも良し。

もうこれただのホラーゲームじゃないか!
って気がしなくもないけど値段を考えれば良いゲームだと思う。

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