「Fallout Shelter」の紹介レビュー 核戦争後の荒れ果てた地で巨大地下シェルターを作るコロニーシム

Fallout Shelterってこんなゲーム

アメリカのBethesda Softworksが制作したコロニーシム

「Fallout」シリーズから生まれたスピンオフ作品。

アクションFPSだった本家と違って本作のジャンルは建築・リソース管理RTS。核戦争後の荒れ果てた地で、移住者が安全に暮らせるよう巨大な地下シェルターを築いていく。

食料・水・電気の供給と敵の襲撃に備えるのがメインで、住民を地上に送って探索させる要素もあり。基本無料プレイでゲーム内課金はあるが、クエスト報酬でも課金アイテム・キャラクターがもらえるチャンスがあるので無課金でも十分遊べる内容となっている。

良かった点

・シリーズお馴染みのキャラや小物がたくさん登場する
・カジュアルなRTS、Falloutの設定が盛り込まれているが知らなくても問題なし
・キャラの配置はドラッグ&ドロップと操作もお手軽
・無課金でも遊べる

気になった点

・後半になるにつれて物事が面倒になるバランス

適度にやることがあって最初は楽しくて堪らないが、住民が100人超えてくるあたりから忙しすぎて手が回らなくなってくる。人を増やしたり拠点を広げることで快適さより苦労が積み上がっていくバランスが少し残念なところ。

しかし本編シリーズだと悲惨な結末を迎えることの多いVault(核シェルター)だが、こういった形で活気に溢れたVaultを作れるのは嬉しい。無料とはいえゲームとしてよく出来ているのでコロニーシム系が好きな人、Falloutの世界に興味がある人にはおすすめしたい。