人形の館からの脱出を目指すPS1スタイルのサバイバルホラー「Alisa」のレビュー

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Alisaのトレイラー動画

Alisaってこんなゲーム

概要

・ベルギーのCasper Croesが開発、2021年10月22日にリリース。

ゲーム内容

あらすじ
舞台は1920年代の世界。王室のエージェントであるアリサは、国が管理する機密の設計図を盗んだスパイを追って辺境の村へとやってくる。そこでスパイを発見し追跡するも、人形の怪物たちに待ち伏せされ襲撃を受けたアリサは意識を失ってしまう。

目が覚めるとそこはビクトリア朝を思わせる古い館で、白と青のメイド服に着替えさせられ、ベッドの上にいた。部屋の外は不気味な機械仕掛けの人形が徘徊し、玄関は閉じられている。

アリサは次々と遅いかかってくる敵と戦いながら迷路のように入り組んだ館からの脱出を目指すことになる。

 

ゲームプレイ
90年代のバイオハザードやサイレントヒルといったレトロゲームを彷彿とさせるサバイバルホラー。操作は↑キーでキャラの見ている方向に前進するいわゆるラジコン操作。

カメラアングルは固定で、移動中に画面が切り替わったときにキャラの方向が変わって移動操作を変えないといけないところなど癖があり、ラジコン操作の経験がない人は、最初は慣れが必要になる。

デフォルト設定だとコントローラーに対応していないが、設定からキーアサイン可能。

戦闘はラジコン操作なのも相まって難易度は高め。

敵はバイオハザードと違って足が早く、オートエイムは無いので素早い敵や中途半端な背の高さの相手に攻撃が当てづらい。弾薬や回復も少ないため、無駄にアイテムを使わないよう立ち回りに工夫が必要になってくる。

館のいたるところにあるセーフルームにはショップがあり、倒した敵が落とすギアで買い物ができる。買えるものは武器、ドレス、回復や弾薬などの消費アイテム、そしてセーブ。

バイオと違って武器はショップで買うことになり探索ではほとんど手には入らない。ドレスには防御力やリロード時間に影響し、着ると見た目だけじゃなくアリサの能力も変わる。セーブはショップでできるが、セーブするにも1個ギアが必要になるので、あまり頻繁には使えない。

探索では特定のシンボルの鍵を探したり、パズルを解いたりする。パズルの数はそこそこあるが、そこまで難しいのはない。ヒントがなくても解ける易しいものになっている。

 

総評
60/100

バイオハザードのオマージュは数多くあるけれど、ここまで出来が良いのは他にない。再現度は最高レベル。たった1人で制作したそうだけれど、そんな風には見えない熱意のこもった力作に仕上がっている。ビジュアルだけでなく音楽にもこだわっていて雰囲気にとてもよく合っているのも○。不満点としては戦闘が面白くないところと操作性。特に最初のボスや一部の敵には誰しもがうんざりするはず。このゲームをやるプレイヤーは初期バイオを求めているので操作性の悪さは承知の上でも、少し破綻しすぎな気がする。このゲームをやると操作性が悪くても快適にプレイできる本家のバイオがいかに親切に作られたゲームなのかがわかる。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・初期バイオの再現度が高い
・行ける場所がたくさんありすべての部屋を探索したくなるレベルデザイン
・敵の種類が多く新しいエリアに入ると毎回驚かされる、敵のデザインも面白い
・謎解きやパズルの難易度が易しくさくさくと進められる
・日本語対応

微妙だった点

・セーブに貴重なギアを消費する、セーブする際に確認がない
・操作性が悪くすばやい敵や角待ちの敵など一部の敵にイライラさせられる
・武器はほとんどショップで手には入るため探索で手に入るアイテムに驚きが少ない
・序盤が最もきつくそれからは緩やかになる難易度調整

COMMENT

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