人々と交流して街の発展に役立つ物を作る牧場物語系のゲーム「My Time At Portia」のレビュー

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My Time At Portiaのトレイラー動画

My Time At Portiaってこんなゲーム

概要

・中国のPathea Gamesが開発、2019年1月15日にリリース。

ゲーム内容

ゲームプレイ
豊かな自然に囲まれ古代遺跡が眠るポルティアの街。ポルティアに移住してきた主人公が父親の工房を引き継いで物を作り、街の人たちの願いを叶えていくゲームになっている。

ポルティアの人々は機械から離れた生活をしていて、機械的なものを嫌い、基本的に自然のものしか使わない。プレイヤーはそんな風潮に逆らい、遺跡から機械技術を復活させ、ポルティアの人々の生活を豊かにすることが目的になる。

ポルティアでできることを一部列挙すると、

・ミッションをこなしてストーリーを進める
・商業ギルドに毎日指定された物を納品してNo.1の工房を目指す
・遺跡で手に入れた遺物から設計図を再現して作れる物を増やす
・かまどやグラインダーといったツールを充実させて生産効率を高める
・自分の家の内装をオシャレに改造する
・レベルを上げてキャラクターを成長
・街の人たちと交流して好感度を上げる
・仲良くなった人とデート、結婚、出産と恋愛を発展させていく
・動物を捕まえて乗り物にする
・採掘、伐採、料理、農業、釣り、酪農などのサブコンテンツ

などが挙げられる。これもほんの一部。クリアを目指すだけでなく寄り道要素もたくさんあり、自分で目標を作ってやりたいことを遊ぶことができる。

▼小さい製品は作業台でクラフト、工作機械や施設は組み立てステーションで作る。
個人的に良かったのは作るときに持ち物だけじゃなくチェストもアクセスするので、材料をいちいちチェストから取り出す手間がいらないところ。

▼春夏秋冬それぞれの期間にイベントあり。
飛行機から落とされたプレゼントを住民たちと奪い合ったり、住民たちと材料を持ち寄って100人分ほどの闇鍋を作ったり、他の牧場物語系ではあまりお目にかかれないような壮大なイベントばかりでどれもお祭り感がある。

▼ストーリーが進むと商業ギルドに特別な建設依頼が貼り出される。
特別依頼を達成するとポルティアの人々のために交通インフラを整備するだけじゃなく、自分も新たなエリアに行けるようになる。こうして苦労して作ったものが街の発展に貢献してどんどん便利な世の中に変わっていくのが面白い。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・牧場物語には無かった要素として、街とのつながりが深くモノづくりを通して街を発展させていくところ
・物を作るときにチェストの材料も使ってくれるので手間が省けて作るのが楽
・イベントで街の人が全員集まったりと人々との交流が濃い
・住人たちの行動がユニークで人間観察が面白い
・結婚、出産、同性でも攻略可、複数の人と交際、離婚、養子縁組とギャルゲーとしての自由度も高すぎる
・釣りや料理などスローライフアクティビティが充実している

微妙だった点

・おつかいが多く作業感は強め
・どちらかというと工業が発展して農業の方はプランター栽培できるぐらいのオマケ程度
・大自然のど真ん中に工場を建てたり、住人の牧場の前で工業施設を作ったりと倫理的に大丈夫かなと思うところがある
・まったりとやりたくても時限クエストに阻まれる

総括

80時間ほど遊んでみたインプレッション

牧場物語みたいなゲームですが、クエスト中心のため牧場物語ほど自分のペースではできないかもしれません。その代わり、ストーリーのボリュームがかなりありそれでいてサブコンテンツもたくさんあるのでやることが尽きないです。今メインクエストを中心に80時間やってますが、まだまだ終わる気配がありません。やればやるほど人々の関係が変化したり街が発展していくのが面白いです。続編のサンドロックの方はまだバグや不具合があるので、まずはこのポルティアの方をおすすめします。

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