BIOHAZARD 7のトレイラー動画
BIOHAZARD 7ってこんなゲーム
概要
・日本のCAPCOMが開発、2017年1月26日にリリース。
ゲーム内容
・あらすじ
3年前から行方不明になっていた妻・ミアから突然メッセージが送られ、アメリカのルイジアナ州に位置する廃墟ベイカー邸へとやってきた主人公イーサン・ウィンターズ。
地下牢に囚われたミアを見つけ二人は再会を果たすが、どうにもミアの様子がおかしい・・・。イーサンは襲いかかってくるミアを容赦なく銃で撃ち、その場を離れようとした瞬間、謎の男に背後から殴られ意識を失ってしまう。
・ゲームプレイ
狂気に満ちるベイカー邸からの脱出を目指す一人称視点のサバイバルホラーゲーム。
敵側となるベイカー家の人間がとても個性的なので紹介。
左からルーカス、ジャック、マーガレット。
長男のルーカスは拷問が趣味で屋敷にトラップを張り巡らせるサイコパス。ジャックはとにかくタフで不死身かと思うほど何度もイーサンの前に立ち塞がる。マーガレットは料理を貶されるとキレる。マーガレット本体よりも口から出してくる蜂が厄介。
イーサンの味方になってくれるのがゾイ。
電話でイーサンを導く謎に包まれた女性。
・探索
派手なアクションとシューティングでガンガン進む戦闘メインだった前作から打って変わって本作は探索と謎解きが中心。
屋敷にはレリーフや模型といったバイオハザードお馴染みの仕掛けもあり、恐怖に怯えながら探索して謎を解くプレイ感はシリーズ初期の方の作品に近い。
地図には鍵の絵柄が表示されていて、どの鍵でどのドアが開くかわかるようになっている。ただ、8のようにアイテムが落ちているエリアまでは教えてくれないので、見逃さないようにしっかり探索する必要がある。
・戦闘
武器を4つまでショートカット設定でき、いつでも切替可能。FPSになってもバイオ特有のもっさりした動きは健在だけれど、ショートカットと回復は一瞬なので操作感は悪くない。
難易度はそんなに高くなくFPSが苦手でも、無駄撃ちしないように撃つ、ダメージを受けて画面が血で染まると回復、この2つだけ気をつければクリアできるだろう。
拾える弾薬の数は限られており、銃を構える時間が長いとダメージアップといったボーナスもあるので、じっくり焦らず敵の弱点を狙っていきたい。
・DLC
Not A Hero
2時間でクリア。
無料で配信されているDLC。新生アンブレラの部隊を率いるクリスを操作し、ルーカスを確保するため研究所に潜入する。本編終了の翌日の物語。舞台となる鉱山や研究所は汚染されているので視界が悪く、トラップなどが見辛いのが難点だが、トラップを逆に利用して敵を倒したり、普通の銃では倒せない敵が出てきたり、攻略するのは本編以上にやりごたえがある。本編ではルーカスにやられるだけやられて終盤は失踪してしまいモヤモヤ感があったので、ルーカスとちゃんと決着をつけられるのは良かった。
End of Zoe
1時間ちょっとでクリア。
ベイカー家のジャックの兄・ジョーを操作してゾイを助けるべく新生アンブレラの野営地に赴き治療薬を探す。本編終了から2週間後の後日談。ジョーの戦闘スタイルが「素手」によるコンボ攻撃がメインで、バイオらしくないところが面白い。投げ槍を作ることもでき、獰猛なワニなんかも倒せる。ストーリーも良く、本編の選択肢でミアを選択した人にとってはスッキリとできる内容。
Banned Footage
脱出ゲーム、ブラックジャック、タワーディフェンスなどベイカー邸で遊べるミニゲーム集。どのモードもミニゲームとしてうまくまとまっている。特にDaughtersは本編のストーリーとも深く関連しているのでミニゲームに興味が無くてもやる価値あり。今回の事件の発端となった女の子とベイカー家の出会いが描かれている。
ゲームの操作
ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。
良かった点・微妙だった点
良かった点
・前半はこれまでのバイオハザードで最も怖い
・バイオハザード1~6のストーリーを知らなくても問題なし
・さくさく進みテンポ良し
・DLCが充実していてベイカー邸を舞台にさまざまなモードで遊べる
微妙だった点
・本編だけだと短くて物足りない
・雑魚敵の種類が少ない(3~4種類)、ボス戦が少ない
・虫が苦手な人にはきついかも
総括
本編は8時間でクリア。
序盤はホラー色が強く、中盤からはアイテムを節約管理して攻略していくバイオハザードらしさがあり面白いです。DLCまでやりましたが、これもやって良かったと思える内容でした。DLCもやってようやくストーリーを理解できるところもあるので、本編だけだとちょっと物足りないかもしれません。
ホラーゲームが好きな人、バイオハザードシリーズをやったことがない人にもおすすめします。