世界一深いマリアナ海溝の海底を目指して潜るゲーム「20,000 Miles Under the Sea」のレビュー

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20,000 Miles Under the Seaのトレイラー動画

20,000 Miles Under the Seaってこんなゲーム

概要

・地球上で最も深い海底に潜るゲーム。
・CreaTeamが開発、2020年7月28日にリリース。

ゲーム内容

ゲームプレイ
地球上で最も深い場所と言われているマリアナ海溝の海底を目指してひたすら潜るゲーム。

プレイヤーは恐れ知らずの探検家となって、薄暗い深海を降下していく。

やることはただ潜るだけ。赤いエリアに長く留まるか電気ウナギに当たるとゲームオーバーになるので注意しよう。

 

操作
自動操縦でゆっくりと海の底に沈んでいく。

Spaceキーで手動に切り替えることができ、手動の場合はWASDキーで移動。
危険を察知したときは手動に切り替えて回避するのが無難。

 

クリア目標
マリアナ海溝の海底に到着することが一応のクリア目標となる。

海底までの深さはどれぐらいかというと、実際のマリアナ海溝は深さ約11000mほど。しかし、タイトルに20000マイルとあるのでこのゲームではもっと深いかもしれない。

本作にはリーダーボードという機能があり、世界中のプレイヤーの記録を見ることができる。

これを見ると1位でも深さ7000mほどしか潜れていないので、おそらく海底に到達できたプレイヤーはいないだろう。

実際にやってみると序盤のうちにクラッシュが多発したので海底にたどり着くのは不可能だと感じた。

一方で実績の方は海底にたどり着かなくても、海にいる魚を観察すればいいだけなのでこちらは現実的にクリアが可能なものになっている。

魚は全28種で海の中でランダムに出現。

実績を見ればすべての魚のシルエットが見れるので、まだ実績解除されていない魚を見つけたら操作を手動に切り替えて近づけば簡単に実績が解除されていく。

 

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・ダイバーの呼吸音、環境音がリアルでちょっと怖い深海の旅を体験できる
・沈むだけで実績が次々に解除されていくのを見るのが楽しい
・操作が簡単
・無料で遊べる

微妙だった点

・頻繁にクラッシュする
・クリアできない設計

総括

1時間遊んでみたインプレッション。

海底に到着した人に20000ドルをプレゼントすると話題を集めて、中身がクリア不可能レベルの仕様だったので反感を買ったゲーム。無料ゲームの中ではグラフィックが良いです。リアルな深海を題材にしたものは少ないのでそういった意味では貴重な作品だと感じました。ただ、すぐにクラッシュしてしまうのでゲームとしてはなんとも言えない。再起動しても途中から始められたり、最初からのやり直しになったりと安定せず。ゲーム中は特にやることもないけれど、たまにダイバーを攻撃する赤いエリアが現れるので目が離せない。ゲームプレイが退屈で放置もできないのはちょっと辛いところでした。

深海の雰囲気が好きな人にはおすすめします。

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