AIユニットに作戦を与えて戦わせる半自動の戦略RPG「Tactical Chronicle」のレビュー

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Tactical Chronicleってこんなゲーム

概要

・AIユニットに作戦を与えて戦わせる半自動の戦略RPG。
・日本のYellow Factoryが開発、2018年4月19日にリリース。

ゲームプレイ

あらすじ

今から20年前に魔王が現れて以降、苦難の時代を過ごしてきた人類は、同胞たちの無念を晴らすため力を合わせ魔王軍に対抗する。

プレイヤーは人類の英雄たちを指揮し100年~1000年に渡って世代交代を繰り返し憎き魔王を打ち倒す、というのがゲームの目的となる。

 

「さくせん」システム

このゲーム最大の特徴は「さくせん」によってキャラの行動をコントロールできるという点。

さくせんを設定することでジョブやアビリティの強みをうまく引き出し戦いを有利に進めることができる。

さくせんの設定は1キャラ16個まで。

上の方に設定したさくせんの方が優先順位が高く、上から条件に合うかどうか判定されていき条件が合えばキャラはその行に設定された行動を起こす。

設定のやり方は、
〔条件、~なときに、~であれば〕〔対象者、誰に〕〔行動、~する〕
この3つの枠に当てはめていく。


例えば敵を見つけたときに攻撃アクションをしてほしいなら、
〔無条件の〕〔敵に〕〔攻撃〕
とするだけ。

この1行をさくせんに加えるだけで、キャラは近くにいる敵を自動で攻撃してくれるようになる。

戦闘になってもキャラが各々自動で動いてくれプレイヤーは移動に集中すればいいのでとても楽。


他にも回復したいときは、
〔HP<60%の〕〔味方に〕〔薬草〕
といった感じで条件を細かく設定することでさまざまなケースに対応できる。


さくせんはいろいろと応用が利き、クリックの有無で通常の戦闘とボス戦での立ち回りを変えることも可能。

例えば通常の敵より上の行の条件に
〔クリックした敵に〕を加えてボスと戦うときにだけにクリックすると、

普段の雑魚敵との戦闘は通常攻撃、ボス戦ではスキルを思う存分に使った戦闘に切り替えてくれる。

キャラの特徴


残念ながら本作のキャラはほぼ無個性。

戦闘で倒されるとそのまま消滅するパーマデス制で、さらにゲーム内は時間が流れていて25歳になると引退し、その上キャラが倒されるともらえる勲章がおいしいので使い捨てが前提となっている。

ただし、スキルやさくせん、装備などは引き継げるので戦力的にはあまり問題なし。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・戦略性が高いRPG
・探索、ダンジョン攻略、トレハン、装備のクラフトとサブコンテンツも充実した内容
・特殊なシステムだけどチュートリアルがしっかりしていてとっつきやすい
・内容の割にUIがすっきりしている
・冒険の雰囲気を盛り上げてくれるBGM
・操作が簡単
・無料で遊べる(ふりーむ)
・日本語対応(Steam版は無し)

微妙だった点

・キャラの移動がひっかかることがある
・CT(攻撃までの待ち時間)が長く雑魚敵を倒すのにも時間がかかる
・難易度が高め、終盤の特にラスボス後はハメ技じゃないときつい

総括

戦術(スキルや魔法)が重要なコマンド式のRPGではなく、戦略(さくせん)に重きを置いたRPG。FF12のガンビットと同じシステムなので好きな人ならハマるはず。個人的にはかなり好きなシステムで100時間以上やったゲームです。何年か前にクリアしたときはトマト爆弾に頼りつつ攻略、今では弱体化されましたがそれでもトマトはまだまだ強いです。トマト爆弾は救済的なものなので縛ってやる方が戦略ゲームとして楽しめるかもしれません。さくせん以外で好きなポイントとしてはトレハンゲーでもあるところ。ダンジョンやフィールドを探索して宝箱を見つけたり、レアモンスターからレアアイテムを狙ったり、素材をコツコツ集めて強力な装備を作ったり、あれやこれやしてるうちに時間が溶ける長く遊べる良ゲームです。

戦略的なRPG、無料で遊べるRPGがやりたい人にはおすすめします。

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