人類の英雄が宇宙を救うRPG「Mass Effect Legendary Edition」のレビュー

80

Mass Effect Legendary Editionのトレイラー動画

Mass Effect Legendary Editionってこんなゲーム

概要

・人類の英雄が機械生命体と戦い宇宙を救うRPG。
・カナダのBioWareが開発、2021年5月15日にリリース。

ゲーム内容

「Mass Effect Legendary Edition」は宇宙を股にかけて機械生命らを相手に戦うRPGで、2007年に発売された「Mass Effect」、2010年の「Mass Effect2」、それから2012年の「Mass Effect3」をリマスター化し一つにまとめた作品。

さらに40ほどのDLCも収録されており、これ一本でシリーズを遊び尽くせる内容になっています。

あらすじ

舞台は2183年の地球を含む銀河一帯。

宇宙にはあらゆる人種が住む巨大スペースコロニー、宇宙船を一瞬で他の宙域に移動させるリレイというワープ装置が点在していて、文明の発展ぶりが見てとれるが、実はこれ大昔に絶滅したプロセアンという高い知能を持つ異星人が作ったものをただ使い回しているだけで、現在も人類や他の異星人はプロセアンの高度な技術や遺物を探し求め、研究を続けている。

そんな中、宇宙連合軍のシェパードはプロセアンの遺物の一つであるビーコンの回収を命じられ、プライムエデンと呼ばれる惑星に向かうことに。

ME1

シリーズ1作目となるMass Effectの特徴は、とにかく自由度が高いところ。

部隊編成では、3人で部隊を組んでミッションを攻略するのは1~3共通ですが、1では主人公以外のメンバーが強制出撃することは無いので、ミッションに関係が深いメンバーを部隊に入れたり、ある対象に復讐の念を抱いているメンバーを部隊からあえて外すことで未然に惨事を防ぐ、といったこともできます。

戦闘は2や3のようにアドベンチャーパートと戦闘パートが明確に分かれているわけではなく、会話選択後や街の中でいきなり戦闘が始まることがあるので、緊張感が常にあり。戦闘や探索後はランクの高い銃やアーマーを手に入れ装備をどんどん良いものに代えていくルーターシューター(ハクスラ)っぽいところもあり。

キャラの強化項目が多く、シェパードだけでなく仲間の能力まで細かく自由に強化できたりもします。

惑星に降り立った後は戦闘車両のMAKOを操縦して、宇宙船やダンジョンを探索します。2と3はミッション制なのであっさり。1ではじっくり惑星を探索することができます。

ME2とME3

Mass Effect2と3はRPG色が強いところが特徴。あらすじはコロニーから次々と人間が失踪している事件の解決にシェパードが身を乗り出すというもの。

優秀な仲間を集め、事件の正体と戦うため、一度入った者はそこから出ることができない言われているオメガ4リレイの先にある宙域を目指す。シリーズの中でも終盤の展開が熱い。

ゲームの進め方は宇宙のマップ画面からミッションを選んで達成していく形になるんですが、DLCも含まれているため選んだミッションによってはメインストーリーと違うストーリーがいきなり始まってしまい話がごちゃごちゃしてしまうかもしれません。

ゲームシステム的には1とほぼ変わらず。武器の仕様がアンロック式になったことや惑星の探索がシンプルになったこと、ハッキングのミニゲームが少し変わったぐらいです。

戦闘面は1と比べて洗練されていて操作性も良くなっていきます。カバーアクションが自動ではなく手動になりました。1では障害物に近づく度にカバーアクションが発動し煩わしかったのでこれは嬉しかった点です。

2は仲間キャラが多くキャラ個別のストーリーミッションも用意されているため、後半になるにつれて思い入れが強くなっていきます。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・近未来宇宙の壮大なストーリー
・細かい設定、種族の背景、歴史など世界観の作り込みが凄まじい
・行動や選択が2や3にも引き継がれる
・宇宙の全人類を救う英雄的な体験
・キャラクターが魅力的
・わからない用語はジャーナルやコデックスですぐに調べられる
・日本語対応

微妙だった点

・敵は固めで銃を瞬時に変えられないなど銃の爽快感はいまいち
・QTE(2と3)
・乗り物の操作性が悪い(1のMAKO、2のM-44)

総括

1と2はそれぞれ16時間と28時間でクリア、3は4時間ほど遊んでみたインプレッション。

重厚で硬派なRPG。一番の魅力はやはり圧倒的なスケールの大きさでしょう。舞台はとても広いのに細部に至るまで作り込まれています。物語の中では評議会に話をしても毎回全然取り合ってもらえないなどイライラさせられることはありますが、設定がしっかりしているため、これも地球人の地位が低いから仕方がないなと納得させられ、見えないところで過去の歴史や種族間の軋轢が物語に影響を与えているのがわかってくると楽しいです。仲間になるキャラはみんな個性的で、主人公もめちゃくかかっこいいです(ただし選択によっては極悪人になることも)。最初は専門用語が並んで大変かもですが、そんな時はゲーム内の辞書がとても便利。グラフィックや操作感はいかにも昔のゲームといった感じでそこは個人的にはイマイチでした。TPSとして見れば普通の出来です。個人的に一番良かったのは、これまでの行動が2や3にも引き継がれていくところで、例えば1で人助けとしてやったことに対して2で感謝されることになったり、かけがえのない仲間を失ったときは逆に2や3で責め立てられたりします。どうやら仲間と恋愛関係になる場合もあるらしく、それも引き継がれていくようです。自分は悲しいことに1と2のほぼ全サブクエストこなしても誰とも恋愛関係にならなかったので難易度は高いかもですが。まぁこんな感じでストーリーが継がれて3本のゲームが1本のゲームとして楽しめるところは斬新で面白いなと思いました。

宇宙を舞台にしたRPG、変わった能力も使えるTPSがやりたい人にはおすすめします。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。