ヒーローを手助けして無限ループから抜け出すストラテジーゲーム「Loop Hero」の評価とレビュー

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Loop Heroのトレイラー動画

Loop Heroってこんなゲーム

ゲーム内容

Loop Heroは一言でいうとカードデッキを構築してステージの地形や環境を変え、ヒーローを支援してボスの元へ導くゲームになります。上の画像にいる白いキャラが主人公で、主人公はこの道を自動で歩き延々と周回します。

主人公が歩く道はときどきスライムが沸く荒野というバイオーム。スライムに遭遇すると戦闘画面になります。戦闘も自動で行われ、ターゲットを選んだりすることはできません。

戦闘に勝利するとカードや資源、装備品などが手に入ります。

装備品に書かれている数字は装備のランク。ループ回数が増えていくとこの数字が上がっていき、より強力な装備品が手に入ります。また、背景の色がレアリティを表していて、グレー<青<黄<オレンジとレアリティが高いものほどクリティカル率+や回避+などの特殊能力が多く付与されています。

戦闘で勝つと入手できるカードはステージ上に配置することができます。例えば、牧草地を配置すると毎日の主人公のHP回復量が+2されます。進化要素もあり牧草地以外の隣に牧草地を配置すると回復量が+3になる花へと変化します。

そのほかにも山・岩を3×3で設置すると山頂に変化したり、宝物庫の隣に何かを配置すると何かの資源を一つもらえたりといった配置ボーナスがあります。

ただし、カードは配置しまくれば良いというものではなく、バイオームが変化するとそこにモンスターが住み着いたりもするのでそのへんは考えながらやる必要があります。例えば山頂を作ってしまうとハーピーと戦うことになったり、山を10個配置するとゴブリンが住処を作ってしまったりとデメリットも結構あります。

そして、カードを使うとゲーム画面左上にあるゲージが貯まり、最終的にはボスが沸きます。主人公がこのボスに勝つことができればステージクリアとなります。

周回が終わると拠点画面に移ります。ここでは持ち帰った資源で施設を建設することができます。学校を建てるとトレイトという主人公のスキルのようなものを使えるようになり、薬草売りの家を建てるとHPを回復するポーションを持てるようになったりと、こういった施設の建設がゲーム攻略には重要なものになってきます。

ゲームの操作

マウスのみで操作できます。

良かった点・微妙だった点

さまざまな要素がふんだんに盛り込まれた攻略性の高いゲーム

カードの種類はそんなに多くないが、あらゆるアプローチで攻略できるのが面白い。他人のやり方を見ても攻略の仕方は十人十色で、いろんなパターンでクリアできてしまうところが良い。クラフトやハクスラ、ステージを作る街づくりシミュ的なところもあり、やりこみ要素もかなりある。

やめられない中毒性

Civやリムワールドのように辞め時がなく時間があっという間に溶ける系のゲーム。

日本語に対応している

日本語対応。翻訳された日本語も問題なし。

ステージ攻略中はセーブができない

一度だけクラッシュしてゲームが落ち、ステージ前まで戻された。ステージ中はオートセーブもなければ手動セーブもないので、時間がないときや気軽にやれるゲームではないかなと思う。

ゲームの進行が遅い

テンポが良くない割に忙しい。RTSほどずっと集中してやれるゲームでもないし、素材集めのために何週もやることになるが、ながら作業しながらまったりやれるゲームかどうかも微妙なところ。リアルの時間の管理が難しいゲーム。

Loop Heroをプレイした感想まとめ

2章までクリアした感想。あまり期待してなかった作品だったが、発売されてすぐにハマってしまった。とにかくめちゃくちゃ楽しい。カードデッキ構築型のローグライクに近い感じなんだけど、ヒーローが死なないようにHPを回復する環境を作ってあげたり、ヒーローを強く育てるために敵を沸かせてあげたり、神目線で見守る系のゲームが好きな人にはオススメしたい。

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