美しい離島で魚を釣るカジュアルなゲーム「Isle of Jura」のレビュー

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Isle of Juraのトレイラー動画

Isle of Juraってこんなゲーム

概要

・離島の海・川・湖でさまざまな魚を釣るゲーム。
・イギリスに拠点を置くEM Gamesが開発、2022年2月12日

あらすじ

「Isle of Jura」は美しい離島で魚を釣るカジュアルなゲームです。

大学に通うアレックスは生物学のレポート作成がうまくいかず挫折感に苛まれていたところ、幼い頃に祖父によく連れられて遊びに行った「ジュラ島」のことをふと思い返し、祖父の友人を頼って再び島を訪れます。

ゲーム内容


ジュラ島には海、川、湖・池があり、最初は祖父の友達からもらえる水網で小さな水生生物を捕獲します。

捕獲のやり方はミニゲームになっていて、タイミングを合わせてすくうだけ。


初めて釣れた魚は標本として登録されます。

繰り返して釣りを行い、すべての種類の水生生物を集めて標本を完成させるというのが本作の目的となります。魚は島のレストランで売ることができ、序盤は水網しか無いのでまずはお金を貯めて釣り竿を購入することになります。


最初の釣竿は浮き釣り用で、キャスティングした後はしばらく待ち、浮きが沈んだらアワセて右のメーターを上がりすぎたり下げすぎたりしないように調節しながらリールを巻きます。

次に買える釣竿は川でも使えるルアー釣り用で、キャスティング後はリールを巻きながらアタリを待ち、魚がかかった後はスライダーの左右の動きに合わせて動かします。この川での釣りが一番難しいです。

最後の釣竿を買うとボート釣りで深い場所にいる魚を釣ることができるようになり、釣れる魚も大きいです。

たまに島の遺物が釣れたり、島に流れてきた珍しいものが取れることがあります。

この「アーティファクト」と呼ばれるものは、島民が個人でやっている小さな博物館に飾れます。飾っても特に何かがもらえるわけではないですが、島の歴史なんかにも触れられるちょっと嬉しい収集要素となっています。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・島の景色を背景にまったり釣りができる
・水場であれば海でも小さな池でもどこでも釣りができる
・部屋にコレクションを飾れる収集要素
・コントローラーのフルサポート

微妙だった点

・カメラが固定なので場所によっては浮きが見えなくなったりする
・川釣りだけやたらと難しい
・模様だけ変えたような魚のデザイン
・ストーリーやクエスト、キャラ育成も無しでやれることは少ない
・日本語非対応

総括

2時間遊んでみたインプレッション。

美しい島を舞台にまったり釣りができるゲームで、プレイ感としてはどうぶつの森の釣りの部分を抜き出したような感じです。遺物と魚のコレクション、ミニゲーム、住民と交流するアドベンチャー要素などがあり、安価な釣りゲーとしては申し分なし。ボリューム自体は少なく1時間もやればやることが無くなり、クリアしようと思うと同じ海でも西と東で釣れる魚が違ったりするので、標本埋め作業が大変で骨が折れるかもしれません。安くてやりこみ要素もある釣りゲーがやりたい人にはおすすめします。

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