動画をチェックして事件を捜査するアドベンチャーゲーム「Telling Lies」のレビュー

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Telling Liesのトレイラー動画

Telling Liesってこんなゲーム

概要

・動画をチェックして事件を捜査するアドベンチャーゲーム。
・アメリカ人のSam Barlow氏が開発、2019年8月24日にリリース。

あらすじ


主人公はNSA(アメリカ国家安全保障局)からデータベースを盗み出したとある捜査官。

プレイヤーはこの捜査官を操作して、2年に渡って記録された膨大な量の動画ファイルから映像に出てくる人物は何者なのか、2年の間に何が起こったのか、捜査官は何を知りたがっているのかなどを明らかにしていきます。

ゲーム内容

前作Her storyでは殺人事件の被告の証言を聞いて彼女が事件の犯人なのかを推理するという最初から目的がはっきりしていたんですが、本作では何もわからないままゲームが開始されます。動画に出てくる人物は誰?そもそもなんらかの事件があったのか?そんなところから始まります。

ゲームの進め方は、目の前にあるPCを操作してストーリーの全貌を知るためにデータベースの検索機能を使って動画をチェックしていきます。

最初の検索ワードは「愛」。検索すると38件がヒットし、動画は古い方から5つまでは視聴することができます。動画を視聴すると動画内で「愛」という発言があった時間から動画が流れ始めます。

画面をクリックすると一時停止、画面をクリックしたままゲーム画面左に移動させると巻き戻し、さらにマウスを移動すると倍速となり最大で3倍速の巻き戻しと早送りができます。

1本の動画の長さは1分~10分程度。この間に気になる発言があれば、その文字をドラッグすることでデータベースの中からその発言をしている他の動画を検索してくれます。

こんな感じで動画内に出てくるキーワードを辿って次々に動画を視聴していくことで事件の内容を深く理解でき、自然とこのゲームの真相に近づいていくシステムとなっています。

最後は一定数の動画を視聴する?キーとなる動画を3本視聴する?ことでエンディング。

動画を見終わった後にいきなりエンディングになるので何がきっかけかはわからなかったんですが、その後に続けて動画を見て実績を解除したりすることができます。

登場人物

本作はたくさんの人物が出てきますが、中心となるのはこの4人。あまり詳細に書くとネタバレになるので最低限の情報だけざっくりと紹介。


デイビット・ジョーンズ
28歳。最も多く登場する物語の中心人物。


デイビットの妻。


カムショーというチャットサイトでデイビットと知り合った女性。


とある活動をきっかけにデイビットと知り合った女性。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・動画を視聴して謎に溢れた物語を読み解くシステムが面白い
・重要なキーワードは何度も出てくる、詰まないように読み手を導いてくるところが親切
・後から気になった動画をすぐに視聴できるブックマークやドラッグで発言から直接検索、履歴などのやっていて助かる便利機能
・良くも悪くもリアリティー重視
・日本語対応

微妙だった点

・簡単なキーワードを検索していくだけでエンディングにたどり着いてしまうので前作と比べて推理要素は薄い
・ほとんど喋らない10分の動画があったりと無駄が多い
・毎回動画の途中からの視聴になるので、最初から視聴する機能やシークバーなどの機能が欲しくなる

Telling Liesをプレイした感想まとめ

Xbox Game Passでプレイして10時間ほどでクリア。

動画の時系列はバラバラでストーリーはいくつもの事象が複雑に重なっていて、最初に検索したワードでいきなり物語の最終局面に出くわしたときは話に置いていかれがちだったんですが、その後に「こういうことだったのか」と思わせてくれる謎が解かれる場面が用意されているのが良かったです。Her storyのように1本の動画の長さが短いわけでもなく推理できるところも少ないですが、ストーリーは本作の方がひねりがきいていて良かったように思います。動画を見ていくだけでもクリアは可能ですが、メモを取って考察しながらやるとより楽しめるゲームです。動画を元に事件を捜査するリアルな体験ができるゲームがやりたい人にはおすすします。

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