謎の木を成長させる育成シミュレーションゲーム「Kasi」のレビュー

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Kasiってこんなゲーム

概要

・葉や根を動かして木を成長させる育成シミュレーションゲーム。
・アメリカ人デベロッパーKaikaliiが開発、2021年1月8日にリリース。

ゲーム内容

「Kasi」は光合成のために水と日光のエネルギーを管理して樫の木を成長させる育成シミュレーションゲームです。

最初は地面に植えられた種からスタート。

画面左上にはWater、Light、Energyの3つのステータスメーターがあり、最初はわずかにあるEnergyを消費して種を好きな方向にドラッグして根を作っていきます。

根を地上まで伸ばすとそれが茎になりさらに伸ばすと今度は枝になりその先が葉になります。

枝はいろんな方向に枝分かれさせることができ、どんどん範囲を広げて葉を増やすことで日光から得られるエネルギー量が増えていきます。根が吸い上げてくれる水と違って日光のエネルギーは蓄えておくことができないので夜になると減っていきます。

こうして根から水、葉から日光を吸収するとKasiは光合成をしてEnergyを生成。

このEnergyを消費することで根や葉をさらに成長させることができるようになります。ひとつひとつの枝の長さは決まっていて短いですが、EnergyがMAXになると枝を伸ばせるようになり木を高くすることが可能に。

ランダムに出現するVine(つる性植物)は地上から地下まで自在に伸ばすことができ、ときどき葉の近くに現れる花は違う花と受粉させるとフルーツがなり、小さな生物を呼び寄せて木の成長を促進してくれます。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・枝や根の方向を自在に決められ、どんな木にするか自由に創造できる
・ルールが少なく自由度が高い、オプションでクリエイティブモードにするとさらになんでもできるようになる
・落ち着いてまったりとできる平和なゲーム
・操作がクリックとドラッグだけで簡単

微妙だった点

・他人の作品や過去の作品を眺めたりするモードがない
・画面がごちゃごちゃしてくるとFPSが落ちて重く感じる

Kasiをプレイした感想まとめ

3時間ちょっと遊んでみたインプレッション。

葉、根、枝を動かして木の絵を描くような感覚でできる育成シミュレーション。言い方を変えるとバーチャル盆栽ゲーム。植物を成長させるロジックがしっかりしていて、木が成長すると共に動物が集まったりまわりの環境も変化していき、ツルから新たな植物が生まれたりとなかなか奥深くて面白い。シンプルな育成シミュレーションゲームが好きな人にはおすすめします。

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