クリスマスパーティの客を次々と襲うステルスホラーゲーム「Christmas Massacre」のレビュー

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Christmas Massacreのトレイラー動画

Christmas Massacreってこんなゲーム

概要

・クリスマスパーティーに出られなかった少年が、クリスマスに猟奇的な犯行を繰り返すホラーゲーム。
・Puppet Comboが開発、2021年12月17日にリリース。

ゲーム内容

「Christmas Massacre」はクリスマスを題材にした3Dホラーゲームです。

主人公はあるトラウマが原因でクリスマスが近づいてくると殺人鬼に変貌してしまうようになってしまった精神疾患持ちの男性Larry。

ゲームはLarryの幼少期から始まり、そして現在に至るまでの事件の数々を描いた作品となっています。

ステージ1は1959年12月25日、孤児と思しき子供たちが通うカトリック系の学校が舞台。

Larryは何らかの理由により、シスターからその日の夜のクリスマスパーティーに出席することを禁止されてしまいます。

それから部屋に閉じ込められたLarryは、人を罰したい願望から自分にしか見えないクリスマスツリーを生み出し、木が囁く言葉に従って行動するようになります。

最初の言葉は「台所にナイフがあるぞ、Larry」。

ということで、Larryを操作して台所を目指すことに。
操作はマウスキーボードのみの対応となっていて、WASDで移動してShiftキーでしゃがみ。画面左にあるステータスは現在のShadowとNoiseが表示されており、このメーターが上がらないようにしゃがんだり影に隠れて行動します。

そうしてシスターの目をかいくぐり台所でナイフを拾った後は、シスターやパーティーを楽しんでいる生徒を次々と刺していき、全滅させたら次のステージに。

ステージ2は1から20年経った1979年の12月23日。

クリスマスになると過去の記憶が蘇り苦しむLarryの元にまたあのクリスマスツリーが現れ、Larryを殺人鬼に変えてしまいます。それからクリスマスが終わるまで犯行に及び・・・といった内容となっています。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・Puppet Comboらしい狂気に満ちた雰囲気
・ストーリーがゲーム性やレベルデザインに反映されている
・やりごたえのあるステルスゲーム
・耳に残る80年代風のシンセサウンド

微妙だった点

・操作性、カメラワーク、ステルスの判定が微妙
・追われるのではなく追うゲームなのでホラーゲームとしての怖さはイマイチ
・日本語非対応

Christmas Massacreをプレイした感想まとめ

3時間ほど遊んでみたインプレッション。

パーティに招待されなかった少年を操作して、クリスマスを楽しむ人を次々とナイフで刺していくゲーム。物語の内容や見た目はかなりグロく、そしてかなり面白い。ただ、操作性やカメラワークはイマイチで、ステルスやナイフの当たり判定は完璧ではないのでやっていて辛いところがあります。クセが強いのでPS1あたりのレトロゲームが苦手な人にはきついかもしれません。Puppet Comboのホラーゲームが好きな人にはおすすめします。

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