地球に似た惑星の大自然を探索するサバイバルゲーム「ICARUS」のレビュー

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ICARUSのトレイラー動画

ICARUSってこんなゲーム

概要

・地球に似た惑星の大自然を探索するオープンワールドサバイバルゲーム。
・ニュージーランドに拠点を置くRocketWerkzが開発、2021年12月4日にリリース。

ゲーム内容

「ICARUS」は大自然の中を探索するサバイバルゲームです。

舞台は地球によく似た惑星イカルス。大気が有毒のため人類にとっては価値が無いと思われていた惑星でしたが、ここ最近になってエキゾチック物質が眠っていることが判明し、科学者たちの注目を集めているとのこと。

プレイヤーは雇われた調査員の1人としてイカルスに降り立ち、この惑星についてさまざまなことを調べていきます。

ゲームはミッション形式で進められます。

ミッション内容は地質を調べたり動物を調べるなどプレイヤーが選択することができ、時間制限内に定められた目標を達成して報酬を受けとることがゲームの目的となります。

イカルスでは最初は森から始まり、装備を整えて雪山や砂漠などのバイオームを探索することになります。

イカルスに着いた後は最初は何も持ってない状態で、石や木の枝や植物から繊維を拾っていきながらサバイバルの基本を覚えていきます。拾ったものから製作したつるはしや斧で木を切ったり石を切り崩し、さらにナイフや槍を作って野性動物に襲われたときに身を守り、木材から家を建築して、製造施設やベッドを配置します。

建築の仕様はvalheimとほぼ一緒です。

シェルター判定がないと施設やベッドは機能しないので屋根やたき火などもしっかりと配置。施設では手作業では作れない上位の装備品や薬品などのクラフトができ、ベッドではリスポーン地点を設定することができます。

伐採、採掘、狩猟、クラフトとあらゆる行動で経験値が入り、レベルが上がるとタレントポイントとテックポイントを獲得します。

タレントはHPやスタミナなどキャラの基礎能力、設計図は作れるものを増やしていくことができます。

ミッションを達成してコロニーに帰還すると研究ポイントがもらえ、次回からのミッションに持ち込めるアイテムをアンロック。

レベルやタレント、テックも引き継げるのでミッションを達成する度に徐々に強くなって新しく始めることができます。インベントリやイカロス内で作ったものについては引き継げません。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・ミッションによって出てくる動物などが変わり毎回新鮮
・石を叩く音、木を切る音、雨や雷の音など環境音が良く没入感がある
・設計図とスキルが豊富でキャラビルドが幅広い
・ステルスからのヘッドショットが演出もあり気持ちいい
・最大8人で遊ぶことができる
・コツコツやりこみたい人向け
・日本語対応(一部未翻訳)

微妙だった点

・役割を分担するゲームなのでソロプレイには厳しい
・レベルアップした後の経験値をすべて失うデスペナが重く、もうすぐレベルが上がるから遠出は控えようとするなど精神的に行動が制限される
・マップが見づらい
・タレントやテックのリセットが無いため、マルチとソロで使い分けるといったことができない

ICARUSをプレイした感想まとめ

16時間ほど遊んでみたインプレッション。

キャラを万能に育てることはできず、建築特化や素材収集特化など一つの方向性に向けて育てていく感じなので、ソロプレイにはちょっと厳しいゲームでした。ミッションだけならソロでもやれないことはないですが、3~5人ぐらいの人数で役割を決めて遊ぶことを想定したゲームだと思います。バグの多さ、マップの見づらさ、家を建てても落雷など防ぎようのない事故ですぐに壊れる、貴重な素材が洞窟に集中している点などゲーム自体は面白いけれど、システム面でいろいろと頭を悩まされることが多いです。グラも綺麗だし大自然のサバイバルゲームとしての良さは存分に味わえるので今後のアプデ次第かなと思います。誰かとやること前提でオープンワールドサバイバルゲームが好きな人にはおすすめします。

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