部隊を編成して他プレイヤーと城を奪い合うストラテジーゲーム「英雄の城 II」のレビュー

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英雄の城 IIってこんなゲーム

概要

・一国一城の主となって勢力を伸ばすストラテジーゲーム。
・中国に拠点を置くSnail Gamesが開発、2021年10月29日にリリース。

ゲーム内容

「英雄の城 II」は他プレイヤーと城を奪い合うストラテジーゲームです。資源を確保して城を発展させ、軍備を増強して他の城を攻め落とし領土を増やしていくゲームとなっています。

ゲームは「出征モード」と「内政モード」の2つで構成されています。

出征モードでは部隊を作成し、出征して戦いに勝利するとその土地は自国の領地となります。

戦闘は自動です。広大なフィールドは他のプレイヤーたちとも繋がっていて、同盟を組んで協力したり、敵対するプレイヤーの領土から資源や宝などを奪います。

プレイヤーはフィールドにあるアイコンを見ておいしい土地を見つけ、どこにどの部隊を出征させるかだけを選択。石材・木材・農地のアイコンがあるところを攻め落とすと1時間で産出される資源の量が増え、宝箱や巻物のアイコンは1日に1回沸くご褒美的なものになっていて、そこでは貴重なアイテムが手に入ります。

部隊は5人編成。英雄として歴史上の偉人たちを仲間に加え部隊を編成します。

英雄は1日に何度かできる「募集」によって集まった者にお金やダイヤを渡すことで好感度が上がり、好感度がMAXになると仲間になってくれます。

戦で勝利した部隊には経験値が入り、レベルが上がります。さらに、スキル獲得やキャラの重ねがけによって英雄はどんどん成長していきます。

内政モードでは施設のレベルを上げて城を発展させていきます。

訓練所のレベルを上げれば兵の上限数や一回の徴兵で集まる兵の数が増え、税務署なら税収アップ、倉庫は各資源の保有数が上がり、城壁やトラップのレベルを上げて城の守りを堅くすることなんかもできます。

一度にレベルを上げられる施設は2つまでとなっていて、レベルが上がるまで時間もかかります。レベル1の施設なら2分でレベルアップ、レベル18の施設のレベルを上げようとすると24時間もかかってしまうので、同じ施設ならレベルの低い方の施設から上げていく方が短く済みます。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・城の発展から勢力の拡大まで手軽に楽しめるストラテジーゲーム
・史実の英雄、都市、城が出てくるので馴染みやすい
・クリックだけの簡単操作
・無料で遊べる
・日本語対応

微妙だった点

・やっているプレイヤーが少なく防衛などの争いがほぼ起こらない
・P2Wのゲームなので本気でやるなら課金必須

英雄の城 IIをプレイした感想まとめ

26時間遊んでみたインプレッション。

コンセプトはクラッシュオブクランと同じで、城を発展させながら他プレイヤーの城を落としたり守ったりするゲームです。が、現状だとやっている人が少なすぎてあまり機能していない感じです。資源が取り放題でそれはそれで面白いですが、敵が無人城ばかりで施設を常に発展させても資源が余りまくるのでやりがいはあまり感じられず、敵NPCのいない信長の野望やシヴィライゼーションをやっている気分になります。他プレイヤーの領土とシームレスに繋がったフィールドは面白いので、もっと人がいれば攻めたり守ったり駆け引きも生まれて楽しめたかなと思います。今のところは微妙ですが、手軽なストラテジーゲームがやりたい人にはおすすめします。

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