廃ホテルを探索して10年前に死んだ少女の謎を追うミステリーアドベンチャーゲーム「The Suicide of Rachel Foster」のレビュー

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The Suicide of Rachel Fosterのトレイラー動画

The Suicide of Rachel Fosterってこんなゲーム

概要

・廃ホテルを探索して10年前に死んだ少女の謎を追うミステリーアドベンチャーゲーム。
・イタリアに拠点を置くONE-O-ONE GAMESが開発、2020年2月20日にリリース。

ゲーム内容

舞台となるのはアメリカモンタナ州にある「ティンバーランド」というホテル。

主人公のニコールは両親が所有するこのホテルで幼少期を過ごしていましたが、父親の浮気が原因で一家は離散してしまいます。その直後に父親の浮気相手レイチェルは自殺、そして時は過ぎ、両親が亡くなったあとホテルの所有者となったニコールは売却の査定をするため10年ぶりにホテルに訪れることに。

ホテルを売却してレイチェルの遺族に償ってほしいと言う母親の遺言を受けて、ニコールはティンバーランドにやってきます。
しかし、査定を依頼した弁護士が来れなくなったためすぐに帰ろうとするんですが、車のカギを失くしてしまい、外は山々に囲まれていて猛吹雪のため、ニコールはホテルに閉じ込められてしまいます。

それからは連邦緊急事態管理局(FEMA)の職員であるアーヴィンという男との電話越しの会話を主軸に物語が進行していきます。

ホテルの事情に詳しいアーヴィンの助けを借りながら電気を復旧したり食料を調達して一週間ほどホテルで生活することになります。
その一週間でニコールは数々の奇妙な出来事を体験し、その原因を探るうちに家族の暗い過去や謎を解き明かしていくことになっていく、というアドベンチャーゲームとなっています。

操作は移動とインタラクト。あとはマップを見ることができ、そこに表示されているToDoリストが次に行く場所のヒントになっています。

ゲームの操作

マウスキーボード・ゲームコントローラーで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・ドッキリ系のジャンプスケア演出はないけれど雰囲気や音がとんでもなく怖いミステリーホラーゲーム
・グラフィックやホテルの構造がリアル
・没入感のあるサウンド
・ヒントがあるため迷うことがほとんどない
・日本語化可能

微妙だった点

・画面揺れが激しい
・文字が小さくすぐに流れてしまうため読みづらい
・ボリュームが少ない

The Suicide of Rachel Fosterをプレイした感想まとめ

3時間でクリア。

有志の方が日本語化してくださったようなので早速やってみました。
本作は映画「シャイニング」に大きく影響を受けているそうで雪山の中のホテルで閉じ込められるという設定と映画さながらの演出にゾクゾクでき、見えない相手と会話し続けるシステムは「Firewatch」を彷彿とさせ、最後まで気が抜けない緊張感がありました。
ホラゲーとしてもすごく良くできていて、極度にリアルさを追求した作品になっています。見た目もリアルなんですが、サウンドのほとんどが環境音でこれが演出とうまく絡んでいたのが印象的でした。廃ホテルらしい木造の階段や床やドアが軋む音、吹雪で窓に何かがぶつかる音、静けさからの雷音、近くに誰かいるような音が常に聞こえるんですが、環境音がすごく良いのでもしかしたら気のせいかも・・・という気持ちにさせられて、このどっちかわからないはっきりしない感じがドキドキさせられます。ホラゲーによくある煽ってくるようなBGMが無いのが好印象でした。
気になる点は画面揺れが激しいところです。普通に歩くだけでもかなり揺れて、設定から画面揺れをオフにするようなこともできないので酔いやすい人には厳しいかもしれません。謎を解き明かすミステリー、誰かにずっと見られているような中で探索するホラーゲームが好きな人にはおすすめします。

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