空中で無限にコンボを決める爽快アクションゲーム「ScourgeBringer」のレビュー

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ScourgeBringerのトレイラー動画

ScourgeBringerってこんなゲーム

概要

・空中で無限にコンボを決める爽快アクションゲーム。
・クリア率2%の超高難易度。
・フランスに拠点を置くFlying Oak Gamesが開発、2020年10月21日にリリース。

ゲーム内容

舞台は突如現れた謎の機械郡に支配されてしまった終末世界。プレイヤーは人類最強の戦士キラを操作して、絶え間なく変化する深淵の中で古代の機械を斬り倒し、そしてキラの隠された過去を解き明かしていきます。

深淵の中では雑魚敵と戦うアリーナ部屋、ショップ部屋、中ボス部屋などが自動生成され、すべての中ボスとエリアボスを倒すと次のエリアに移動。エリアは全部で5つ。エリアによって出てくる敵や罠の種類などが異なり、奥のエリアに行くほど難しく、罠も敵の攻撃も凶悪になっていきます。

操作はジャンプ、二段ジャンプ、ダッシュ、あとは壁に掴まることもできます。武器は剣と銃で攻撃。剣による攻撃は弱斬りと強斬りがあり、「!」と表示された敵に強斬りを与えるとスタン状態になります。これはボス戦でも有効です。「!」は敵のスキル攻撃のサインでもあるので、強斬りが届かない位置なら無理せず離れて備えるのも手。

銃は剣で敵を攻撃したときに弾がチャージされて撃つことができるようになります。剣と違って銃にはさまざまな種類があり、冒険のなかで拾ったり買ったりすることかできます。さらに銃は強化することもでき、装備スロットに手に入れたモッドを装着して銃の能力を自分好みに強化していく、というのも本作の楽しみの1つとなっています。

敵に攻撃するとジャンプとダッシュの使用回数がリセットされるため、敵が近くにいる限りずっと空中で敵と戦闘することが可能です。じっくり考えながら慎重に敵を倒すこともできれば、一度も地面を踏むことなくすべての敵を素早く倒すこともでき、この常に攻撃をし続ける戦闘スタイルというのが狂戦士っぽくてなかなか爽快感があります。

キャラの強化は道中の部屋でパッシブアイテムを拾ったり、血の祭壇がある部屋で3つのうち1つパッシブスキルを選んで強化していきます。これらはその冒険中のみ効果を発揮します。あとは拠点で中ボスとボスを倒したときに得られる審判者の血を消費して新たな能力やスキルをアンロックすることもできます。こちらは永続効果です。

ゲームの操作

マウスキーボード・ゲームコントローラーで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・空中で敵をバシバシ斬るアクションがスピーディで爽快
・能力開放によりプレイスタイルの幅が広がる
・やりごたえのある難易度
・難易度が自分で細かく調整できる
・日本語対応

微妙だった点

・メイン攻撃は同じ調子で変化がないため飽きる
・ダッシュの癖が強い(ダッシュの方向が多少ズレていても柔軟に解釈され敵の方に向かってくれる。逆に敵の攻撃を避けたい場合はこれが仇となって避けづらいことがある。)

ScourgeBringerをプレイした感想まとめ

Xbox Game Passで6時間プレイ。回復アイテムドロップアップと弾速ダウンなど難易度を大幅に下げてクリア。

空中で無限に攻撃できるアクションが爽快なアクションゲームです。
最初は難易度が高く、難易度が自動で調整されて徐々に簡単になっていくというシステムでオプションから回復アイテムのドロップアップや敵の弾速をいじることもでき、自分に合った難易度に調整することができる点が親切なゲームでした。それでも弾幕ゲーが苦手な自分にはとても厳しいゲームで、デフォルトのままだと1面と2面をうろうろすることしかできずかなり難しかったです。キャラは小さいんですけど敵の攻撃は見やすく、理不尽さなどは感じませんでした。プレイ中のストレスはなく遊びやすいゲームだと思います。周回でキャラを強化していくローグライト、アクションゲームが好きな人にはおすすめします。

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