吸血鬼たちが生き残りをかけて戦うバトロワTPS「Bloodhunt」のレビュー

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Bloodhuntのトレイラー動画

Bloodhuntってこんなゲーム

概要

・プラハの街で45人の吸血鬼が戦うバトルロワイヤル。
・Sharkmob ABが開発。2021年9月7日にアーリーアクセス版がリリース。

ゲーム内容

「Bloodhunt」はチェコの首都プラハを舞台に吸血鬼たちが生き残りをかけて戦う基本無料のバトルロワイヤルゲームです。吸血鬼の超人的な能力と夜のプラハの街中を駆け回れるというのが特徴で、最大45人のプレイヤーが争い勝利を目指します。

モードはソロか3人でチームを組むグループモードの2つ。どちらもバトロワ形式。

操作できるキャラは6人で、違いは種族や見た目以外にも移動スキル、パッシブスキル、アーキタイプスキルと3つのスキルが異なります。

舞台は夜なので少し見ずらいんですが、吸血鬼の1つ目の能力「ハイパーセンス」を使うことでアイテムや人間を強調表示してくれるため、すぐに物資を探し出せます。

武器は同じものでも緑(コモン)、青(レア)、紫(エピック)とレアリティによって効果が変わります。銃は2つまで所持でき、物資を漁って武器を拾い、レアリティが高いものを見つけたら入れ替えていくという感じです。

体力を回復したい時は血液パックを飲むか、街でうろついている市民から血を吸うことで回復。

市民の中にはたまに特性を持っている者がいて、その血を飲むことでキャラが強化されていきます。特性には自動回復、近接攻撃UP、スキルのクールタイム減少とあって、同じ特性でも3段階まで効果が上がる。最初は3つまで特性を装備することができ、他プレイヤーかエンティティ(武装したNPC)の血を吸うことで最大で7つまで装備することができるようになります。

市民は吸血鬼がスキルを使っているところや他の市民が吸血されているところを見かけると通報します。見つかった人は「ブラッドハント」状態となり、60秒間ハイライトされて他プレイヤーから丸見え状態になります。このペナルティがなかなかきつい。

吸血鬼は生身の人間とは比べ物にならない超人的な身体能力が特徴的で、どんなに高い建物でも登ることができます。

基本的には高い場所を取ったほうが有利になりますが、回復するためには地上で市民から血を必要があるので絶対的に上が有利とは言えないところが良い点。吸血鬼は不死身なので敵に倒されてダウンしても30秒ほどで回復し、さらにダウン状態で倒されてもバナー回収なしで蘇生できる場所があり、グループモードでは逆転のチャンスが常にあります。

敵は他プレイヤー以外にもエンティティという吸血鬼の排除を目的とした秘密結社がいて、これもなかなか厄介。

マップの至るところに兵士が配備されていて、時間経過で教会の鐘が鳴り、レッドガスによるマップの収縮が始まります。他のバトロワと違うのがガスの収縮が円ではないというところ。最後の方は細長いマップ内で戦うことになります。

こんな感じで他プレイヤーと戦い、最後まで生き残った人(チーム)が勝利となります。試合時間は長くても15分ぐらいなのでサクッと遊ぶにはちょうど良いぐらいの長さです。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・各吸血鬼の能力が個性的
・美しいプラハの街を縦横無尽に駆け回れる
・倒されても逆転のチャンスがある
・日本語対応
・基本無料で遊べる

微妙だった点

・暗くて索敵が難しい(敵の足音もほとんどしない)
・グループモードで1人や2人でスタートさせられることが多い
・他プレイヤーの残像が残ったり倒した敵が消えないバグ
・味方をサポートするスキルが少ない、ほぼソロ用のためのスキル
・ロードが長くてマッチングがなかなか始まらない

Bloodhuntをプレイした感想まとめ

12時間プレイしたインプレッション。
プラハの町並みがすごく綺麗で、吸血鬼の能力もしっかりと生かされているバトロワゲーでした。他のバトロワだと漁夫られたら終わりっていう場面でも混戦になると意外と生き残れたりして、最後までどうなるかわからないところがなかなか面白いです。でも、ハイパースケープのようにあっという間に過疎っていきそうな雰囲気もあるので、もしかしたら快適に遊べるのは今だけかもしれません。初心者と上手い人が同じ部屋になっていまっているのと、暗くて周りが見ずらいのが最初はちょっと辛いです。慣れてくると楽しいのでバトロワゲーが好きな人にはおすすめします。

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