「PockeDate!」レビュー 不穏な雰囲気でデートを繰り返すちょっぴり怖いギャルゲー

「PockeDate!」をプレイしてみた感想・レビュー

おすすめ度

ウクライナ産のちょっぴり怖いギャルゲー

ゲームボーイ風で女の子も一見かわいらしいですが、そこに潜む不穏で怖い雰囲気…。
楽しいデートができるのに別の意味でドキッとするゲームです。

ゲームプレイ

ゲームとしては短いデートを繰り返すポケットサイズの恋愛シミュレーションです。

ゲーム画面には女の子の立ち絵があり、セリフのフレームがありと、一般的なビジュアルノベルのギャルゲーと変わらぬ構図。ゲームを始める度にデート先が変わるのが特徴で、いろいろなシチュエーションでサクサクと短いデートを楽しめます。

攻略ヒロインは仮想彼女「アカリ」ただ一人となっており、会話の相手もアカリのみ。

デート中にアカリが喜ぶ回答を選ぶと主人公に対して好感度が上がっていきます。

かわいいメガネっ娘、隣の家に住む幼なじみ、優しくて素直な性格、とこれ以上ないほどギャルゲー感のある彼女で、デートのやりとりもうらやましいくらい完璧。

・・・ただ主人公の様子が何やらおかしいんですよね。楽しいはずのデートなのに「ニゲタイ」とか「タスケテ」などの心の声が闇深さを感じます。主人公が怯えている理由がだんだんと明かされるって感じで気になるストーリーになっています。

エンディングは全部で6つ。２時間くらいですべて見れました。

無料とは思えないほど仕掛けが込んでいて、ギャルゲー？ホラゲ？いやこれはやっぱりギャルゲーだ！となっていく展開で面白かったです。ドキドキ文芸部みたいな第四の壁をぶち破って進行する感じですが、グロはないので安心して遊べます。

日本語の翻訳も問題なし。無料の良作ホラーだと思うのでおすすめ。