「The King is Watching」レビュー 国民を監視して働かせるストラテジーゲーム

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先日、日本語化された「The King is Watching」の感想・レビュー

おすすめ度

かなり面白い。ただの町づくりじゃなく、怠け者の国民を“視線”で監視する点がユニーク。

どんなゲーム?

ジャンルはローグライト × 街づくり × タワーディフェンスという色々な良いとこ取り。

ゲーム画面の左側がいわゆる町づくりの部分になっていて、タイルに井戸、小麦畑、採掘所、兵舎などの施設を建ててリソースを生産し、軍の兵士を集める。

同時平行で町の右側から迫ってくる敵を撃退していくゲームとなっている。

特徴としては、このゲームの国民は怠け者で、プレイヤー(王様)が見ている範囲(カーソル)内しか働いてくれない。そのためいま必要な施設だけ監視して、効率よく国を運営していく。

次に出てくる敵と報酬はプレイヤーが選択。

自身の戦力と相談してひとりだけの敵を選んでじっくり町づくりに専念するか、ハイリスクだが複数の敵を選んで豪華な報酬を得るか、これが戦略の幅を広げる良い仕組みだった。

一回のゲームが終わるごとにデナリィという通貨でアップグレードが可能。プレイを重ねるごとにちょっとずつ強くなっていくローグライトで、やるごとに達成感を味わえる。

気になった点

クリアするのに1時間を超えることもあって1回のプレイが重め。倍速機能はあるけど、頻繁に施設を入れ替えるのに忙しく使う機会がない。気軽にやれるゲームではないかなと思う。

感想

個人的に今まさにドハマリ中のゲーム。
面白すぎて寝不足に・・・。

「視線」を当てている施設しか稼働しない、というパット見は面倒そうな制限はあるが、これがゲームを面白くする絶妙なエッセンスになっていると思う。クリアすると敵が強くなる脅威レベルを上げられるので、何度もやりたくなるゲームだった。

変わった町づくりに挑戦したい人はぜひ。

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