哲学をテーマにした奇妙なアドベンチャーゲーム「アトペス」のレビュー

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アトペスのトレイラー動画

アトペスってこんなゲーム

概要

・哲学をテーマにした奇妙なアドベンチャーゲーム。
・5つ以上あるミニゲームと本編のシナリオパートで構成されている。
・2021年7月30日に配信されたフリーゲーム。

ゲーム内容

ゲームのジャンルは『哲学』。
中身はさまざまなゲームが詰まったミニゲーム集になっています。

最初にプレイするのは「ウサギクロニクル」というシューティングゲーム。

野菜のキャラクターや海の生き物を撃って先に相手のHPを0にすると勝ち。敵だった相手は友達となり、以降は一緒に戦ってくれる仲間として登場します。

ゲーム内には日数制限があり、一日を使って強化するか、次のステージに進むかを選択。全ての日数を費やしていまうと最初に戻されるが、強化はされたまま再開することができます。

そして順調にゲームを進めていくと、画面が切り替わり一旦中断。

画面の指示通りPC内のファイルを辿って直接起動すれば続きから遊ぶことができます。ここから度々テキストファイルを移動するなどPC操作をすることがありますが、いずれも簡単なもので難しいことはありません。

ここからはアニマという女の子を直接操作します。

街に出ると踏切や宇宙人と会話をすることができ、抽象的だけれどここでゲームタイトルにもなっている「アトペス」がなんなのか少しだけ触れることがあります。全てのNPCと会話が終わると家に戻り、アニマはまたゲームを始めます。

その後は、くす玉を目標に当てて点数を稼ぐゲーム、ギミックが複雑になっていくアクションゲーム、ブラウザを操作して読み進める謎解きなど、様々なミニゲームが展開されていき、そしてゲームを1つクリアする度に本編であるシナリオパートが進む・・・といった内容のゲームになっています。

ゲームの操作

マウスとキーボードで操作します。

良かった点・微妙だった点

良かった点

・会話が哲学的で独特
・ミニゲームが凝っていて飽きない
・ゲームを飛び出してPCを操作するなど演出が多彩
・ボリュームがある
・無料で遊べる

微妙だった点

・苦手なミニゲームがあっても飛ばせない
・ファイルから直接ゲームを起動するためスクショなどのSteam機能が使えない
・マウスでテキストを読み進められないなど操作性が少し微妙

アトペスをプレイした感想まとめ

Steamで2時間ほどプレイしてみた感想。
最初は意味不明な会話であちこち振り回されるゲームかと思っていたんですが、そんなことはなかったです。プレイヤーを誘導する作りが巧妙で、意外と親切にできているゲームという印象でした。世界観は人を選びそうですが、会話のひとつひとつが興味深く、ゲームの中の深淵に囚われて深みに嵌っていくような体験は唯一無二のもので、恐怖すら感じます。演出が豊かで面白いんですが、OneShotなどのメタフィクション手法を扱ったゲームに慣れている人だともう見飽きててあんまり響かないかもしれません。ミニゲームはボリュームがある上、どれも凝っていて飽きさせない作りになっているため、普通にのめり込みます。ちょっと変わった奇怪なゲームがやりたい人という人にはオススメしたい作品です。

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