「メタファー:リファンタジオ」レビュー 幻想世界を旅するファンタジーJRPG

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「メタファー」は10月11に発売されたアトラスの最新作

ゲーム内容を一言で表すと
システムの根幹はペルソナで世界観は超ファンタジーのJRPG!

この組み合わせで面白くならないわけがない、
と思いやってみたが期待通りの傑作だった。

Steamでは現時点で9884件のユーザーレビューがあり
非常に好評」を獲得している。

日本語、コントローラー対応

良かった点

オシャレ

改めて思うアトラスのセンスの良さ。

美しいアニメ調のグラフィックで壮大なファンタジーを描いており、戦闘・演出・音楽どれを取ってもカッコいい。古くさい、昔のRPG…とJRPGに対してネガティブに捉えている人の印象を「オシャレ」なイメージに変えられる作品だと思う。

冒険感

本作の魅力のひとつは「冒険している感」だと思う。
そこがペルソナや女神転生とは対照的。

もちろんその2作品も好きだが、やはり冒険してこそのRPG。本作の世界はとても広く、色々な街やダンジョンがある。新たな発見との出会いに思わずテンションが上がった。

アーキタイプ(変身)を使った戦闘

本作はアーキタイプという、
いわゆるジョブそのものに変身して戦い、スキルを覚えていく。

戦闘システムはペルソナの良いとこ取り。

本作も「プレスターン」が採用されており、
相手の弱点を突くと戦いが有利になる弱点ハメが強い。

また行動をスキップしても一回限りはターンを消費しない。このスキップをうまく使うと、ピンチ時に回復スキル持ちや、弱点スキルを持つキャラに意図的に順番を回せる。

雑魚敵はフィールドアクションだけで倒せる。

無駄な戦闘が省けてさくさく。これはペルソナにも欲しい機能だった。

気になった点

正直、不満点もそこそこ多い作品。

まずアイテムやスキルの効果など説明部分の文字が小さくて読みにくい。オシャレな分、見やすさという点は犠牲になってると感じる

またストーリー上の様々な場面で選択肢が与えられるが、どれを選んでもさして影響が変わらないところが面白くない。もう少し、プレイヤー側がストーリーをコントロールできれば、選択肢にも意義が生まれたかなぁと思う。

あと、ダンジョンも使いまわしがひどかった・・・。

など、厳しく見れば調整不足感はやや否めないが、そんなの気にならないくらいゲームが楽しく、70時間のボリュームを夢中になって遊んだ。アトラスの魅力が詰まってるので、ファンなら間違いなく「買い」。ファンタジーものが好きな人にもぜひやってみてほしい。

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