鉱山を調査して地震の原因を探るローグライトアクションゲーム「UnderMine」のレビュー

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UnderMineってこんなゲーム


舞台は地震が頻繁に発生するようになってしまったとある王国。

プレイヤーは報奨金目的でやってきた農民たちを操作して、鉱山のダンジョンを調査し、地震の原因を探るというゲーム。

鉱山の一階は農民たちの拠点になっている。ここでは店のアップグレードができ、ポーション屋や鍛冶屋、そして後々入ることになる遺跡なんかもあります。

拠点で準備が整ったらいざ鉱山内へ。

鉱山の中に巣食っているモンスターを倒し、不思議なダンジョンシリーズのように部屋を一つずつ調べてお金やアイテムを拾い、さらに下へと潜っていく。

アクションはつるはしで近接攻撃、つるはしを投げて遠隔攻撃、ジャンプ、時限爆弾の設置、ポーションや回復などなど。

つるはしは金を掘るためにも使え、爆弾は攻撃として使える他、岩を壊したり光っている壁を壊して秘密の部屋を探すといったことも可能。

敵を倒したり、金を掘ると「ピルファー」という倒せないモンスターが現れる。このモンスターは地面に落ちたゴールドを奪っていく習性を持っていて、何もしないとあっという間にゴールドを全て持っていってしまう。このゲームはゴールドをどれぐらい持ち帰れるかがすごく大事なので、なんとかしてピルファーよりも先に、素早くゴールドを回収したいところ。

あと農民はペットを1匹だけ連れていけます。ペットは頼もしいサポート的な存在で、持ち込むペットによってゴールドを集めてくれたり、一緒に戦ってくれたりします。



ダンジョン内では「レリック」と「祭壇」によってキャラが強化されていきます。

レリックは便利アイテム、祭壇は秘密部屋などにあり、攻撃力やHPを増やしてくれます。ただ、同時に同時に呪いにかかって攻撃スピードや最大HPを減らされたりする。ランダム性のある呪いが、このゲームの一番の大敵と言っていいかもしれない。

4階ほど降りるとエリアが終わって風景や敵の種類も変わってくる。

エリアの終わりにボスを倒し、そのボスの遺物を手に入れるのが序盤の目的となっている。5つのボスの遺物を集めると拠点にある遺跡が開き、最後のラスボスとの決戦となります。

敵にやられてしまった場合は、ゴールドを半分とアイテムなどは全てロスト、農民は帰らぬ人となる。そして新たにやってきた農民を操作して再スタート。

しかし、農民が変わってもまた全て最初からというわけではなく、アンロックしたレリック、アップグレードされた装備や拠点は引き継がれるので、周回するごとに強くなっていく仕様になっています。

ゲームの操作

マウスキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作できます。

アクション性の高い不思議なダンジョン

「トルネコ」や「シレン」といった不思議なダンジョンシリーズのような見た目にゼルダのようなアクション性が加わったゲーム。ジャンプでトラップを交わしたり、爆弾で敵や壁を吹き飛ばしたり、リアルタイムで素早く行動することが求められます。

簡単にクリアできる難易度

農民が死ぬたびに手に入れたゴールドで強化できるので、アクションゲームが苦手な人や初心者でも時間をかければクリアできるよう設計されている。最初は難しいけれど、HadesやDead cellsなどほかのローグライトに比べて周回による強化の上昇幅が大きく、全体的な難易度は低め。

日本語に対応している

日本語対応。たまに変な翻訳もあるが問題なし。

序盤は我慢が必要

祭壇やレリックが整い始めると楽しいが、序盤はダンジョン内での強化要素がなくただ黙々とゴールドを持ち帰るだけのプレイが続く。後々のために頑張るという感じなので最初は死にプレイ感が強い。

テンポは良くない

敵が出てくる部屋ではドアが閉まり強制戦闘になって敵を倒すまで先に進めない。一階一階の探索にも結構時間がかかるのでサクサクと進めるローグライクが好きな人には向かないと思う。

UnderMineをプレイした感想まとめ

Xbox Game Passで27時間ほどプレイ。

繰り返し死ぬのが前提のゲームですが、ちょっとずつ強くなる過程が楽しいゲームです。でも育ちすぎるとかなりヌルゲーになってくるので、クリアするまでは楽しいけれど、もっと長時間遊びたいって人には向かないかなと思います。アクション性が高いローグライトが好きな人にはオススメします。

UnderMineのストアページ

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