コーエーテクモゲームスが開発した
戦国死にゲー3Dアクション
あらゆる妖怪がはびこる戦国時代末期を舞台にした
ダークな和風ファンタジーで、今作も高い達成感を味わえるゲームになっている。
Steamで買えるのはComplete Editionのみとなっており、
初めから「牛若戦記」「牛若戦記」「太初の侍秘史」3つのDLCを完全収録!
日本語、コントローラー対応
◆良かった点
・ビルドが幅広く、自分流のサムライが作れる
・新要素の妖怪技も面白い。倒したボスの技とかも使える
・カウンター技で敵の気力を一気に削るのが爽快!
・ハクスラ仕様で装備集めもハマる
攻撃の多彩さとハクスラ要素が
ソウルシリーズと差別化している点。
今作は「武技」も大幅に増えていて
自分の型を見つける喜びがあった。
忍術と陰陽術も色々。
敵を毒にかけるのは安定して強いし、動きを遅くしたり攻撃を無効化したり
近接攻撃以外の戦い方も前作以上に多彩。
前作と大きく違うのは
倒した敵の「妖怪技」が使えるところ。
敵がたまに落とす「魂代」を装備することで、
その敵の技が使えるようになる。
走るにも、攻撃するにも、ガードするにも気力が奪われる
「気力ゲー」で、前作は気力に気を使いながら戦うのが基礎になっていたが
今作の妖怪技は気力ではなく妖力を使うので
これがとにかくいろんな局面で便利。
ハクスラ仕様で装備品の収集も楽しい。
レアリティによって付くランダムステータスの数が変わる他、
装備品を一式揃えると効果がアップするセット装備なんかもある。
よく比較されるダークソウルは武器強化に貴重な素材を使うので
終盤に新しい武器を拾っても素直に喜べないところがあるが、
仁王2は、強化とか気にせず
拾った物をすぐに装備できる気軽さも良いと思った。
◆気になった点
・暗くて視界の悪いステージが多い
・大型のボスは攻撃すらも見えなくてツラい
・敵の背中を取ってもロックオンすると正面に回ってしまう挙動
◆感想
本編クリア、DLCと2週目をかじって100時間ちょっとプレイ。
序盤は覚えることが多くて大変だが
戦闘に工夫を加える余裕が出てくる中盤辺りから
とんでもなく楽しいゲームに変わった。
落下死とか狭い通路での戦闘とか
イライラさせられる場面もかなり多いけれど
それらによって受けるストレスが50としたら
ゲームの楽しさは倍の100くらいの感触。
難しくてもその先にある達成感を味わいたくなる楽しい死にゲー。
期待以上の作品だったのでオススメ。