韓国のSomiが開発したミステリーノベル
バラバラになった記憶のカケラを繋げ、
12年前に起こった誘拐事件の真相に迫るゲーム
関係者らの証言を思い出し、
それらをパズルのピースのように当てはめる。
すでに解決済みと思われた事件だったが
次第にまったく違う真実が見えてくる、
切ないストーリーと推理が楽しい一作だった!
日本語対応、マウス操作
主人公は元刑事のおばあちゃん。
若い警察官に、12年前の「犀華(さいか)ちゃん誘拐事件」解決への協力を要請され、
昔を少しずつ思い出しながら、事件を明らかにしていくというストーリーになっている。
ゲーム画面には主人公が思い出した「事件の関係者たちの証言内容」が、
ツイッター(X)のタイムラインのように時系列順に並べられている。
ただし、これは主人公の記憶であり
断片的で曖昧な情報のため
証言した人物も時系列もバラバラで不正確。
これをプレイヤーは「誰が」「いつ」証言したものなのか正しく修正していく。
顔のアイコンを変える
↑と↓で時系列を変える
など、操作はマウスクリックなので簡単だ。
たまにロックされた証言もあるが、それは証人にまだ秘密があるということ。
キーとなる証言を探し当てたり
重要な日の日付を入力したりと
ロックを解除するには少し推理が必要になる。
◆総評
クリアまでは3時間程度。
ストーリーも推理要素も
程よくまとまっていて
これで800円は安いと思った。
読後はかなりの充足感。
誰も悪い人がいない物語なのが切ない。
ミステリー系の話が好きな人におすすめ。
スポンサーリンク