ドイツのMimimi Games発の
ステルスアクション
シリーズとしては3作目だが
1作目の前日譚で、
Desperadosの原点ともいえる内容。
1870年代の西部開拓時代を舞台に
プレイヤーは賞金稼ぎのガンマンとなり
父親を殺したギャングのリーダーを追う。
日本語、コントローラー対応
◆良かった点
・アツい復讐劇のストーリー
・セーブがワンボタンでリトライがしやすい
・個性的な能力、仲間と連携、事故を装って、など色々な倒し方があってプレイ幅が広い
・仲間との行動を同時に入力できる「対決」モードがあり、複数行動でも快適
敵は主に3タイプいて
シャツ、ポンチョ、ロングコート
と着ている服装によって倒しやすさが変わる。
敵の服を見るだけで
有効な罠・誘惑が把握できるようになっていて、うまい作りだと思った。
使えるキャラは最大5人で
それぞれ4つの武器(スキル)を持っている。
個人的によく使ったのはヘクターさん。
仲間の中でも随一のパワー系で
ロングコートすら近接で倒せるのが強み。
倒した敵を持ち上げても足が遅くならないので処理係としても便利なキャラだった。
ノーマルを一通りクリアして32時間。
メインストーリーとは別にチャレンジモードもあって、
やりこむタイプの人でも満足できるボリュームだと思う。
◆気になった点
・キャラ成長や能力の習得はなし、プレイとしての変化が起きにくいため後半は飽きやすい
・ゲーム内容とは関係ないが、開発が解散したため、次回作を期待できないのは残念
◆総評
めちゃくちゃ面白かった。
キャラの力が強くて使っていて楽しいし
ひとりじゃなく信頼できる仲間がいるのが
ステルスゲームの中では珍しい。
ギャングに支配された荒野の雰囲気に
BGMも西部劇にハマってる。
暗殺プレイとか血なまぐさいゲームが
好きな人には是非やってみてほしい。