「Yakuza 5 Remastered」は、
龍が如くシリーズ5作目の
アクションアドベンチャー
全国5つの繁華街で
ヤクザの抗争が繰り広げられる物語。
今作は、主人公が5人と前作から増え、
桐生一馬をはじめ
秋山駿、冴島大河、新たに品田辰雄、
そして澤村遥が初めてメインキャラクターとして登場する。
日本語対応
コントローラー対応
◆良かった点
・話もマップも圧倒的な超ボリューム
・各キャラのアナザードラマ
・行ける都市が多くて観光も楽しめる
おなじみの神室町をはじめ
福岡、大阪、北海道、名古屋と
今まで以上に登場するエリアが増えて
ボリュームの方はシリーズ最大級。
街あそびのコンテンツや
街の特徴を捉えたサブクエストが豊富にあり
観光ゲーとしても楽しめる一作だった。
ちなみにクリア時間だが
3は15時間、4は30時間、そして今作は50時間ちょっと。街の探索はもちろん、メインストーリーの方も前作から大幅にアップしている。
本作で一番の特徴は
各キャラの物語を追うアナザードラマ。
前作から2年後ということで
シリーズの中心人物たちを
取り巻く環境もだいぶ変化していて
アナザードラマ編では新天地で夢を追う
主人公たちの日常体験を楽しめる。
特に、タクシー運転手として働く桐生一馬と
アイドルになっていた遥には衝撃。
博多で客を乗せてたり、大阪で握手会といったアイドル活動をしたりするのは
今までの龍が如くにない体験で面白かった。
戦闘は代わり映えしないが
色々と改善されストレスは減ったと思う。
街の中では絡んでくるチンピラに
赤い吹き出しが出るようになり、戦闘を避けやすくなった。
また、ヒートゲージの
使い道が増えたのも良い点。
桐生一馬の場合は、任意のタイミングでヒートアクションを発動できるようになり、
攻撃を受ける・掴まれるなどでヒートゲージが無駄になってしまうことが減って、特にボス戦でイライラさせられることが少なくなった。
◆気になった点
・秋山と品田は他主人公と比べて不遇すぎる印象、秋山に至ってはアナザードラマもなし
・武器熟練度は唯一これ要る?と思った要素
・色々と詰め込んだ分、全体的にまとまりがないなぁと思うところも
◆総評
主人公が5人で行ける都市も5つ、
ストーリーもとにかく色々なモノを詰め込んだよって感じは否めないけど、
どの過去作の龍が如くよりもボリュームが豊富で、
新たなアナザードラマもうまく作られていて満足。
リマスター作品なので解像度とフレームレートはオリジナル版よりも向上。綺麗な画面で古い感じもしなかった。龍が如く好きならプレイして損はしないと思う。おすすめ。