「Enshrouded~霧の王国~」は、
ドイツのKeen Gamesが開発したアクションRPG
プレイヤーは、濃い霧で覆われた王国
「エンバーヴェイル」で生きるひとりの冒険者となり、
広大なマップを自由に探索、助けた職人たちと拠点を作り、
装備を整えて強大な敵に挑んでいく。
1人でも遊べるバランスだが、
16人まで同じサーバーでプレイ可能。
日本語、コントローラーにも対応
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「霧の王国」とタイトルにあるように
あちこちがシュラウドと呼ばれる霧で覆われた世界観。
霧の中でもたもた行動していると毒で死んでしまうので
さっさと脱出するのも良いが、
霧の奥には「シュラウドの根」があり、
壊すと周りの霧が晴れて
スキルポイントをもらえるのが美味しい。
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主人公がひとりで作れる物はわずかだが、
職人を拠点に呼ぶと色々な物が作れる。
各所で捕まっている職人NPCの魂を助けると、
そのNPCを拠点で召喚できるようになり
彼らから「クエスト」を受けて
装備品や作れる物を増やしていく。
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様々な場所に行って
隠し部屋や宝箱を探す旅も楽しい。
金箱、銀箱、木箱の3種類の宝箱は
ユニークな装備品が入ってることがあり、
時間が経つとまた沸くので
繰り返しトレハンが楽しめる。
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拠点づくりの自由度が高いのも魅力。
彩りや模様に派手さはないものの
土台や壁や天井といった
パーツの種類がめちゃくちゃ豊富。
さらにつるはしで鉱脈以外も掘れる仕様なので
既存の地形を好きに変えられる。
橋の上に村を作りたい
地下に巨大な帝国を作りたい
といったこだわった建築に興味があれば色々と変わった拠点が作れると思う。
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◆気になった点
・序盤のアイテム管理が怠い
・敵が地面に埋まるなど、致命的ではないバグがそこそこある
・日本語が文字化けしてることが多々あり
序盤は手持ちのバッグの収納数が少なく、
チェストをひとつひとつ確認してアイテムを取り出す管理が面倒。
魔法のチェストが作れるようになると快適になるのだが、
もうちょっと早めに出てきてほしかった。
◆総評
同時期に発売された
パルワールドの影に隠れてしまっている感はあるが、こちらも良作。
プレイ感的に似ているvalheimと比べると
本作はマップが固定な分、
フィールドの細かい部分も作り込まれており、探索の面白さは圧倒的だった。
便利な道具を作って冒険が快適になっていく過程も楽しく、クラフトの魅力を存分に活かしたオープンワールドRPGの一作だと思う。おすすめ。