CrossCodeのトレイラー動画
CrossCodeってこんなゲーム
CrossCodeの世界観・あらすじ
あらすじは記憶を失くした主人公の女の子レアが、記憶を失くす前にやっていたゲームを同じようにプレイして手がかりを探し、自身の記憶を取り戻していくという話。
ゲームの舞台は「クロスワールド」という島でMMOのプレイエリアにもなっている場所。
MMOとは多くの人間がインターネットを介して同時にプレイする大規模オンラインゲームのことで、従来のMMOではプレイヤーは仮想空間の中でアバターを操作していたが、このクロスワールドでは「クロスギア」というVRのような機器を使用して仮想空間ではなく、現実の惑星にダイブする。
さらに、「CrossCode」という革新的な技術が用いられ、感情、記憶、脳の機能をシミュレートし、プレイヤーは自分そっくりのアバターを操作、今までになかった新しい形でMMOを遊べるようになった。
実際にある惑星がゲームのプレイエリアになっているため、そこにはさまざまタイプのNPCが存在する。
例えば、この惑星に昔から住んでいる先住民、プレイヤーにクエストを依頼したりするゲーム側が用意したNPC、主人公と同じようにダイブしてきたゲームのプレイヤー、普通の人間、などなど。
▲人間を受け入れられない先住民。
▲装備品はお店や他プレイヤーとのトレードで手に入れる。どことなくMMO感あり。
▲仲良くなった他プレイヤーとは連絡を取ることができ、一緒に冒険することができる。
▲PvPはアリーナ形式。友好的なプレイヤーもいれば敵対するプレイヤーも・・・。
基本アクション
レアは「スフィロマンサー」と呼ばれる珍しいクラスでVRPというボールみたいなものを撃って遠距離攻撃することを得意とする。アクションは近接攻撃に遠距離攻撃、ダッシュにガード。
この4つのアクション中はコンバットアーツという必殺技を発動することができ、ボタンを押す長さでレベル2、レベル3と強力な技になっていく。
試練のダンジョンを攻略すると、火、氷、風といったその試練の属性に変更できるようになり、さらに難易度の高いダンジョンに挑んでいく。
強化要素
レアの強化は「サーキット」と呼ばれるスキルツリーで行える。
ここではレベルアップ時にもらえるポイントでステータスの底上げ、新たなアーツの習得ができます。
5つのスキルツリーは独立したものになっていて、レアを火属性タイプに変更すると火のスキルツリー、氷属性タイプに変更すると氷のスキルツリーがレアの能力に反映されます。
ゲームの操作
マウスでキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作することができます。
良かった点・微妙だった点
やりごたえ満点の超骨太パズルアクション
ストーリー、パズル、戦闘、探索、どれをとっても手加減一切なしの作り。最初はクロスワールドの遺跡を巡って試練を受けるんですが、どのダンジョンも作り込みが半端なく、こっちは十二分にパズルを堪能した気持ちになってもまだまだとパズルと戦闘を盛りだくさんに出される。しかもどれも一筋縄ではいかない難易度なので、解けた後の達成感が大きい。他にもサブクエストの量がめちゃくちゃ多くて単なるおつかいクエストじゃなく、ひとつひとつの内容が細かい。
表情で語るキャラの個性
主人公のレアは音声モジュールの不具合で一部の言葉しか喋ることができないんですが、とにかく表情が豊かで見ていてとても楽しい。無個性を貫くJRPGの喋らない主人公キャラとはまた違った良さがあり、熱くて人間味に溢れているのがわかる。
MMO体験ができるRPG
街には他のプレイヤーがたくさんいて、トレードができ、PvP、PvE、ギルドに入ればレイドなんかもある。MMOっぽさが随所にあってあのわちゃわちゃ感が味わえる。仲良くなった人とは一緒に冒険することが可能。
日本語に対応している
日本語対応。ローカライズに問題なし。
段差がわかりづらい
主にフィールド画面で宝箱を探しているときに丘に登って、丘から丘に飛び移ることなんかがあるんですが、見下ろし視点のため、どこから登れるのかとか飛び移る先の高さが非常にわかりづらい。
操作が疲れる
まったりできるRPGを期待すると間違いなく痛い目を見ます。連打多め+繊細な動きが求められて、長時間やると指が痛くなります。
CrossCodeをプレイした感想まとめ
Xbox Game Passで41時間でクリア。
パズルも戦闘も難易度が高くて何度か心が折られそうになったゲームでしたが、やりごたえがあって面白いゲームでした。パズルは発想より試行錯誤することが重要で、角度の調整や時間の調整などかなりシビアなので人を選びそうですが、パズルとアクションが上手く噛み合っていて面白いです。アクションRPG、パズルゲームが好きな人にはオススメします。