ブーメランで敵をなぎ倒す一人称視点のアクションゲーム「Boomerang X」のレビュー

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Boomerang Xのトレイラー動画

Boomerang Xってこんなゲーム

Boomerang Xはブーメランで敵をなぎ倒して進む一人称視点のアクションゲームです。

ゲーム内容

舞台はエンタッカ島という謎の島。主人公が島に漂着したときには住人は全滅していて、黒いモンスターたちが蔓延った状態。

島で見つけたブーメランを手に、敵を倒して進みながらこの島の謎を明かしていく。

戦闘はアリーナ形式、黄色のマークがついたターゲットを全て倒すとウェーブが終わり、5~8あるウェーブをクリアすると次のステージに進めます。

敵は全て倒す必要はなく、ターゲットだけ倒せばオッケー。

キャラの操作は移動、ブーメラン投げ、ジャンプ。ブーメランは一度投げるとしばらく戻ってきませんが、ボタン(キー)を押してすぐに呼び戻すことができます。

敵の中にはブーメランを弾く敵もいて、そういった相手には剥き出しになった赤いコアを壊すと倒すことができます。
大型の敵になるとコアが5個以上あり、しっかりとコアを狙う必要があるので多少エイム力が求められます。コントローラーだとエイムアシストがついてターゲティングしてくれます。

生身の状態で敵の攻撃に当たると1からやり直し。

ステージごとにシールドが1つ手に入り、それが身を守ってくれます。シールドはアリーナ内にある赤いサークルに入ると1つ回復。

ステージをクリアしたあとはアビリティを習得することがあります。
序盤で習得できるアビリティはこんな感じです。

スリングショット
投げたブーメランの元へ高速移動。

フラックス
時間の流れを遅くする。

スキャッターショット
連続キルすると広範囲に針を飛ばす。

 

ゲームクリア後はニューゲーム+がアンロック。敵の数が増えて、より難易度の高いステージに挑めます。

ゲームの操作

マウスでキーボード、ゲームコントローラーどちらでも操作することができます。

良かった点・微妙だった点

気持ちの良いスピード感

キャラコンがうまくなってくると爽快感が増し、序盤から中盤はハイスピードアクションゲームとしてとても楽しい。慣れてくるとずっと空中に浮いたまま敵をなぎ倒していける。逆に終盤はスピードより正確性が求められ、針に糸を通すようなプレイになってしまうところが好みが分かれそうなところ。

操作が簡単

習得するアビリティはどれも扱いが簡単。アビリティを習得した次のステージはそのアビリティが生かせるステージ構成になっていて、自然とプレイヤーに馴染む設計になっているのが良かった。

日本語に対応している

日本語対応。フォントが独特で少し読みづらい。

大味なバランス

一部のアビリティは制限がなさすぎて強すぎる感がある。特にフラックスは効果時間も長くて常に時間をスローモーション状態にでき、これをずっとやってるだけでかなり難易度が下がる。

コンテンツが少ない

今のところキャンペーンモードのような本編しかなく、それも2時間でクリアできる。クリア後はニューゲーム+がアンロックされてやりこみ要素はあるけれどちょっと物足りない感じ。

Boomerang Xをプレイした感想まとめ

2時間でクリア。

大量の敵に迫ってくるアリーナFPSといえば個人的には「Devil Daggers」や「Swarmlake」をイメージするんですが、本作はその2作より難易度は低く、初心者でもかなり遊びやすいゲームになっている印象。シールドがあるので即死することが無く、アビリティも強くて死にゲーとかでもないので誰にでもおすすめできる内容でした。非常に面白いゲームですが、コンテンツが少ないので、長く遊びたい人やカメラを常にぐるぐる回すので、酔いやすい人にはきついかもしれません。スピーディーなアクションゲーム、FPSが好きな人にはオススメします。

Boomerang Xのストアページ

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