「VEREDA」紹介レビュー ビルの中で消えた機密書類を探す3D脱出ゲーム

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「VEREDA」は、
イギリスのM9 Gamesが制作した
3D脱出アドベンチャー

ビルの中で機密書類を見つけ、
町から抜け出す探索系の脱出ゲーム。

どこでもあるような田舎の寂れた町が舞台となっており、
プレイヤーは極秘の任務を与えられた諜報員として町の怪しいビルに潜入する。

ビル内のあらゆる物はロックされているため、
それらの暗号を解き、拾ったアイテムを駆使して機密書類を探しだすのが目的となる。

マウスキーボード操作
日本語には非対応

脱出ゲームとしては
かなりスタンダードな作風で、

アイテムを拾ったり使ったり、
部屋の中でヒントを得て暗号を解読していく

部屋には色んな物で溢れているが
重要な部分はハイライトされ、
どれを触ればいいのかがわかりやすい。

また操作もやりやすく、
移動と物を調べるくらいなので非常に簡単。

一人称視点というのが
脱出ゲームとしては珍しく、
閉塞感みたいなものはあまり感じない。

グラフィックもそれなりに綺麗で
リアルな潜入感が楽しめる。

謎解きの方はガッカリ感が強め。

数学の計算や英語のなぞなぞ、楽譜の問題など・・・
ゲーム内容とは全く関係ない暗号解読ばかりで雰囲気にそぐわない感じ。

それ以外にも、ゲーム内で解決できないことはネット等で調べなきゃいけないのとそこに英語の壁が加わるため、他の脱出ゲーム等と比べると少しハードルが高いと思う。

◆総評

今作でM9 Gamesの6作目になるが、前作から進歩しているようには感じられなかった。イマイチ面白みを感じない謎解き、ゆっくりやっても1時間程度しかないボリュームを考えると、ちょっとおすすめできないかなという内容。

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