「Homefront」紹介レビュー 北朝鮮に占領されたアメリカで戦うミリタリーFPS

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アメリカのKaos Studiosが制作した
リアル系の軍事FPS

マルチ対戦にも対応しているが
人がいないためほぼシングルプレイ専用。

2027年に勃発した
米朝戦争(架空)について描かれた作品で、

キャンペーンモードでは、
経済の崩壊や伝染病の流行により世界の均衡が崩れてしまい

北朝鮮がアメリカ領土の半分を占領している
というトンデモ設定から始まる。

FPSとしては、
今では珍しいド直球の一本道

オープンワールドでもなく
武器のクラフトやキャラ強化などもないが

全7つのチャプターがあり、
4時間程度でクリア可能で気軽に遊べるちょうど良いサイズだと思った。

戦闘中は敵の攻撃が激しいため、
壁や車などの遮蔽物でカバーしながら進むのが基本

持てる武器はマシンガンやライフルなど近未来のFPSにしては少し地味だが、

撃った弾がほとんど落ちないので
どの銃でも射程が長く扱いやすい印象。

難易度はそんなに高くない
銃撃が全く通用しない戦車やとんでもない数の敵が時たま出てくるので油断できない。

そんな時に役立つのがグレネードやC4といった戦術武器で、
敵がいる場所に放り込んで一網打尽にするのが爽快感あって良かった。

主人公はレジスタンスとして参加し、常に3人くらいの同行者と行動する。

シングルでも共闘感があり、
圧倒的な軍事力に対して少人数のゲリラ戦術で攻略していく感じが面白い。

日本語に対応してないのが残念。

ストーリーの主導性が高いため、英語が読めるか翻訳しないと楽しみが半減してしまう。

◆総評

10年以上前の作品だが、そんなに時代のズレは感じなかった。グラフィックも頑張ってるし、シューティング部分もまともに遊べるレベルに仕上がっていて良いゲームだと思う。

北朝鮮をネタにしたよくあるバカゲーと違って戦争の悲壮さもしっかり描かれており、単なるネタゲーで終わらない作品だった。

多少のバグを気にしなければ、今でも十分に楽しめる。
リアルなタイプのFPSが好きな人にはおすすめしたい。

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