密室で起きた事件の犯人を当てる推理アドベンチャーゲーム「後藤一家の孤島殺人事件」のレビュー

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後藤一家の孤島殺人事件のトレイラー動画

後藤一家の孤島殺人事件ってこんなゲーム

後藤一家の孤島殺人事件は東京の孤島で起きた密室殺人の犯人を追うアドベンチャーゲームです。
読んでゲームを進めていくタイプのビジュアルノベルで、最後には調査をして犯人を当てる推理パートもあります。

キャラ紹介

後藤一家の3人を紹介します。基本的にはこの一家3人を中心に物語が進行していきます。


後藤悦子(ごとうえつこ)。

普段は主に浮気調査の探偵をしている35歳のシングルマザー。

後藤俊照(ごとうとしてる)。

後藤悦子の息子で23歳。母親の探偵業を手伝ったりしているが、本業は語学学校の教師をしている。

後藤詩帆(ごとうしほ)。

後藤悦子の娘で中学1年生の12歳。兄のことをグーニーと呼ぶ。

母35歳で息子23歳と年齢設定がおかしいですが、これについては「後藤一家の事案」という別の作品でその秘密が明かされているようです。

あらすじ


悩みを抱えたマダムたちが集まる「ハワイ」という喫茶店に後藤一家が赴き、そこで出会ったイケメン脚本家小出翔のドラマの出演の誘いを受け、みんなで旅行ついでに東京の南の島「六畳島」に行くことになります。

しかし、一家が六畳島に着いた後、しばらく待っても一向に小出翔は現れません。

仕方なくディレクターやスタッフたちだけで撮影が始まり、初日は順調に撮影が終わってホテルに帰っていくんですが、その晩に恐ろしい事件が起こってしまう・・・というあらすじ。

推理パート

推理パートに入ると主人公が小川実という刑事に代わります。


最初はホテルの見取り図を見て、現場検証するところから始まり、事件のあった部屋だけでなくホテルの隅々まで調べることができます。


そのあとはホテルの宿泊者7人をひとりずつ食堂に呼び出して事情聴取します。ここではその人のアリバイを聞いたり、被害者との接点など詳しい状況を聞いていきます。

最後に、容疑者の聞き取り調査するか警視庁に戻って証拠品の鑑定と検死の結果を見て、犯人を予想します。

ゲームの操作

マウスで操作します。

良かった点・微妙だった点

キャラ同士のやりとりが面白い

ストーリーはまぁまぁ面白い。あんまり真面目なビジュアルノベルではなく、キャラによるドタバタ劇を見たり、おかしい発言にツッコミを入れながら読み進めていくのが楽しい。

元探偵が送る本格推理ゲーム

作者さんが元探偵だそうで推理パートの作りがめちゃくちゃ細かい。部屋にある小物なんかも調べることができ、聞き取り調査の会話などから推理していくのが楽しいゲームです。

後藤一家の孤島殺人事件をプレイした感想まとめ

4時間ほどでクリア。

低予算で作られたと思われるゲームなので、作りは粗いところがあるんですが、値段以上は楽しめる感じです。推理パートは凝った作りになっていて、いろいろ考察しながらやるのが楽しいです。推理好きな人にはおすすめします。

後藤一家の孤島殺人事件のストアページ

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