アメリカのYai Gameworksが制作した
ホラーアドベンチャー
絵本のような世界を行き来する探索ゲーム。
操作はマウス、キーボード。
日本語には対応してないが、テキストがないので問題なし。
◆ゲームプレイ
無表情の主人公が
自室や家の周りを探索するという
アドベンチャー系としてはありきたりな内容。
しかしホラー部分はかなり異質。
通常、ホラーゲームならゾンビや幽霊といった敵と対峙する作品が多いが、本作に敵はほぼいない(一応いるが、敵というほどじゃない)。
ホラー部分を例えるなら
出口のない夢の中を延々とさまよう怖さ。ヒントらしきヒントもほぼなく、空虚な空間に閉じ込められたような不気味な体験を味わえる。
◆気になった点
・進行がわかりにくい
・ややストレスに感じる真っ暗な場所での探索
謎解きというか色々と独特すぎて、
進め方がわかりにくいのが難点。
例えば自室のベッドに入ると、一切の操作を受け付けなくなる。
「バグか?それともゲームオーバーか?」と諦めがちにゲームを落とすのだが、
場合によってはこれが正解で、再起動後に進行が開けるようになっている。
こういったことが多々あるので、
達成感はなく不条理な謎解きに付き合わされている感じもした。
◆総評
久々に背筋が凍るくらい怖かったゲーム。
これまでになかったホラゲのテイストで、制作者のセンスと狂気ぶりを感じた。
謎解きはわかりにくいところがあるので、詰まったらSteamのガイドを頼ってみよう。120円のゲームとは思えないくらい怖いのでおすすめ。
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