日本のChilla’s Artが制作した
一人称視点のホラーアドベンチャー
◆概要
チラズアートの第14作目。
今作はVtuberとして活動する女の子が、
徐々に恐怖に巻き込まれていく様子が描かれる。
◆ホラー
心霊やびっくり系は皆無。
ヒトコワ系で、過去作の「閉店事件」や「ヒトカラ」に近い内容。
主人公がVtuberという特殊な設定で馴染みにくい部分はあるが、日常で起こり得る事件性が絡んで共感しやすい怖さになっている。
これまでの作品よりも登場人物が多く、
知人らとのやりとりもなかなか不気味。
今回もチェイス場面あり。
エリアがそこまで広くないので、
ヒトカラや夜間警備よりは難易度もやさしめ。
エンディングは二種類とちょっと少なめなのが残念。
チェックポイントがたくさんあるので、そこは親切だと感じた。
◆総評
チラズアートの不気味なキャラの描き方はやはり秀逸だと思った。主人公の人間関係が妙に現実味を帯びていてゾクゾクさせられるし、小さな恐怖体験がぽつぽつとあり、最後まで見逃せない展開になっている。
値段は920円で、過去作と比べると少し割高感は否めないが、それでも十分満足できる内容だと思う。
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