「Hell is Others」の紹介レビュー 街で敵と物資を奪い合う見下ろし視点シューティング

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Strelka Gamesが制作した
見下ろし視点のルーターシューター

永遠に夜が訪れる街センチュリーシティを舞台に、
他プレイヤーと物資を奪い合って脱出を目指すゲーム

持ち帰った物資はお金に代えたりクエストに使ったりするほか、
次のレイドに持ち込むことも可能。

敵から持ち物を奪えるが、逆に倒されてしまうと持ち物を失うというリスクの高さで、スリリングな探索・戦闘を楽しめる。

一回のレイドは10分程度。
街に降りてからしばらく経つとマップ上に一つだけ出口が沸くので、
最終的にそこに向かって脱出する。

それまではひたすら探索。
街には様々な建物があり、中に入って棚や金庫から物資を漁ることができる。

手に入る物資はランダムだが、建物に関係が深い物が出やすい傾向があり、
例えば病院なら回復アイテム、警察署なら武器が手に入りやすい。

クエストを達成することで街に店とNPCが解放されていく。

アイテムは現地での受け渡しになるので、それがまた緊張感を高める。モンスターや他プレイヤーにやられないように要求されたアイテムをNPCの元まで持っていこう。

NPCを開放するとそこで色々と買い物ができるようになる。

家具などの高価な買い物は一回のレイドで支払うのは難しいが、銀行を解放しておくと預金と引き出しができるようになるので安心。

自分のアパートが拠点になっており、
部屋を拡張していける点もわりとユニーク。

拡張した場所には家具を置くことができ、アイテムの収納や弾丸の栽培以外にも
置くだけでステータスアップするなど様々なボーナス効果が得られる。

◆総評

中身はタルコフのようなゲームで、ノワール調の雰囲気が渋い。日本語はないけれど、クエストに必要なアイテムかどうかがすぐにわかるようになっており、見た目以上に遊びやすい作品だと感じた。他のプレイヤーとの接触がほとんどない過疎状態にはなっているが、シングルプレイでも楽しめる内容なのでおすすめ。

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