「Beyond Contact」の紹介レビュー 滅びゆく惑星で生き抜くSFサバイバルゲーム

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オーストラリアのPlaycorp Studiosが制作
2066年の近未来を舞台にしたSFサバイバル

宇宙で遭難した科学者クイン・ヒックスが、滅びつつある惑星ケルテンで過酷な環境を生き抜き、汚染の原因や古代文明の謎に迫る作品。

海外アニメのようなアートスタイルが独特で、プレイ面では戦闘・探索・拠点構築に重きを置いたゲーム性が特徴となっている。

日本語対応、コントローラーにも対応。

ゲームの流れとしては、惑星を探索して素材を集め、装備を作り、拠点を発展させていく。

最初の平野エリアは比較的安全だが、他のバイオームは毒・熱波・寒波・放射能などの危険に冒されていて、さらに場所によって獰猛なエイリアンも存在している。そのため序盤は平野を中心にファーミングしてから徐々に行動範囲を広げるといいだろう。

舞台は広々としたオープンワールドになっており、行く先々で街やファストトラベル地点が見つかるので探索はやりがいのあるものになっている。

鉱石などを採掘すると素材だけでなくデータが採れ、それを消費して研究を行う。

武器・アーマー・頭装備・施設・どれも欠かせないのでどんどん研究して作れる物を増やしていこう。

ゲームの難易度は抑えめ

アーリーアクセス時はゲームのクリアに時間制限が設けられていた(らしい)が、今は撤廃されて遊びやすくなっている。

逆に難点としてはとにかく忙しい

道具はすぐに壊れるし、食べ物はすぐに腐る。道具が壊れると最初から材料の集め直しになるので、せめて安価な材料で修理させてほしかった。

建築は土台や壁を作るのにもレア鉱石が要る。そのへんの木や石で作れる他サバイバルゲームと違って建築資材も重いなぁ・・・という印象。マルチ基準のせいか必要材料も多いため、ソロでやるには作業ゲーになる覚悟が必要かもしれない。

良かった点

・綺麗なビジュアル、未知の探検に引き込まれる
・過酷すぎないサバイバルで程よい難易度
・施設の建設によって生活の質が上がっていくのが楽しい
・マルチ対応

気になった点

・ゲームテンポが遅い
・C.A.R.L(AIロボットの相棒)が周りを飛んでいて落ちている物が拾いにくい
・食べ物が一つ腐ると取ったばかりのも含めてスタックすべてが腐る仕様

総評

過去の名作(サブノーティカやヴァルヘイムなど)を踏まえたしっかりとした骨格で、遊びやすいサバイバルゲーム。

発見の多い探索と作れる物も豊富で面白い。ソロでも充分遊べるが、若干バランスとテンポの悪さを節々で感じたので友達とやるとより楽しいかもしれない。

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