呪われた書物の伝説と戦うデッキ構築型ローグライクゲーム「Roguebook」のレビュー

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Roguebookのトレイラー動画

Roguebookってこんなゲーム

Roguebookは「Faeria」の開発チームによる新作。Faeriaでは1対1の対戦型のカードゲームでしたが、本作はデッキ構築型ローグライクゲームになっています。

ゲーム内容

操作できるヒーローは4人。

初期は攻撃に特化したシャーラーと盾役のソロッコの2人を操作します。


ヒーローは最初から財宝(レリック)を所持しています。

シャーラーなら前衛にいる時にパワー(攻撃力+)が3上昇する剣、ソロッコは前衛にいる時に毎ターン終了時ブロックが+2されるポーションを持っています。


戦闘中はこの2人を前衛と後衛でポジションを入れ換えながら戦います。

カードはデッキからランダムに配られ、エナジーのコストを考慮しながら配られたカードから使いたいカードを選んでいきます。

白枠のカードはシャーラー用、オレンジの枠のカードはソロッコ用とデッキの中は2人のカードが混在しています。なので、バランスよく2人のカードが配られることもあれば、シャーラーのカードだけ配られるということもあります。

ライフは個別で管理しますが、ガードは共有で前衛のキャラが敵の攻撃を受け止めます。


フィールドでは6角形のタイルの上を歩いて移動します。

未開拓のタイルのところには行くことができません。敵を倒したときなどに得られる「筆」や「インク」といったアイテムを使ってフィールドを開拓して探索をしたり、ボスの場所を目指します。

フィールドでは敵やゴールド、カードを与えてくれる知恵の金庫、周囲を照らしてくれる塔やイベントなどさまざまなタイルがあり、しっかり探索をしてデッキを強化していきます。

カードはアップグレードすることはできず、ショップや探索で手に入る「ジェム」をカードと組み合わせることでパワーが+されたり、コストが-された新たなカードが生成されます。


ステージは全3面。

ボスを倒すと次のステージに行き、3面のボスを倒すとゲームクリアとなります。

クリアするかゲームオーバーになると最初から。

最初に戻ると永続強化するパークツリーをいじることができます。エリートボスやステージボスを倒していると手に入る「ページ」というアイテムはここで消費します。

パークの内容はライフの上昇やフィールドの収集物を良くしたり強力なものが多く、どれをピックするかによって難易度もかなり変わります。


ゲームをクリアするとエピローグが開放されて次からの周回の難易度が高くなります。こちらは20段階とやり混み要素はかなりあります。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作することができます。ゲームコントローラーだと一部のアイテムが使えません。

良かった点・微妙だった点

お手軽デッキ構築型ローグライト

いろんな要素が詰められているわりに、ごちゃごちゃした感じがなくてわかりやすいゲームです。やることはシンプルで簡単なため、初めてデッキ構築型のゲームをやる人でも楽しめるんじゃないかなと思います。

ルートの自由度が高い

どういうルートを辿っていくか、すべて自分で選んで決められる点が面白いです。強制戦闘はステージに一回だけと少なく、それ以外の敵は片っ端から戦闘を仕掛けていくのもいいし、避けながら行くのもいい。Slay the Spireのあみだくじのようなマップが苦手な人には合うかもしれません。

日本語に対応している

日本語対応。アップデートが入って日本語だと文字が抜けていた問題は改善されました。

テンポが悪い

ストーリーをじっくり楽しむゲームではなく周回前提のゲームなので、スピード感がもう少し欲しかったところ。どうしても時間がかかってしまう探索、時間をかけさせられる敵のいやらしさ、こういう理由でサクサクっと攻略したい人には合わないかもしれません。

Roguebookをプレイした感想まとめ

5時間で一周目クリア。

一回クリアまでしたんですが、まだまだ遊び足りないと言うか、キャラのレベルも低いしパークも揃ってないしでまだまだこれからという感じがします。カードやパークが開放されていくとデッキ構築も面白くなってきたので、全部揃った時のやりこみ要素とかバランスがどうなっているか気になるところです。デッキ構築型のローグライクゲームが好きな人にはおすすめします。

Roguebookのストアページ

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