「Halls of Torment」の紹介レビュー 装備を集めてモンスターの大群に挑むサバイバルローグライト

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Halls of Tormentってこんなゲーム

ドイツのChasing Carrotsが制作した
サバイバルローグライト

モンスターの大群を相手にしながらキャラを強化しつつ「30分間」の生存を目指す。ヴァンサバ系譜で、もはや定番ジャンルの一作。

これまでに出たヴァンサバ系と違う点として、本作では装備の概念があり、頭・胴体・手・足・首・指×2に防具を装備することができる。

また防具を外してステージ上の井戸に落とすと次以降の冒険に持ち込める。初期装備のままだと30分生き残るのは難しいが、強い防具を持ち込むことで攻略もしやすくなっていく。

戦闘中の特徴としては敵の攻撃や動きが他作品と比べてかなり個性的。

ヴァンサバだとどの敵も一定の速度で近づいてくるだけだが、本作の敵は違う。盾を構えたスケルトン、分裂するスライム、遠隔攻撃してくる魔法使いなど敵によって特色があり、都度違った対応が求められる

その場に留まってると魔法が飛んでくるし、一方向に逃げ続けると毒にやられる。プレイヤーが退屈しないよう敵の挙動がよく考えられている。

井戸を使えるのは一度の冒険につき一回だけ。

手に入れた初出の防具をそのまま身につけてクリアを目指すか、次の冒険のために井戸に投げ入れるかというところが悩ましい。

実績を達成することで使えるキャラ、冒険中に出てくる防具の種類が増えていく。

特定のモンスターを○体倒せ、○分生き残れ、など基本的には普通にプレイするだけで達成可能なのが嬉しいところ。

良かった点

・お手軽操作
・敵が個性的、敵によって対応が必要
・運に左右されないビルド要素
・装備集めが楽しい

マンネリ化しつつあるヴァンサバ系だが面白かった。トレハンが良いお楽しみ要素になっていて、新たな可能性を感じたゲーム。戦闘は盾持ち・分裂持ち・倒すと毒を地面に撒くなどウザめの敵が多くて厄介だが、最後まで手に汗握る展開になるので面白い。ヴァンサバに飽きた人でも新鮮に遊べると思う。おすすめ。

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