キャラクターを切り替えながら塔の奥に進む2Dアクションゲーム「Astalon: Tears of the Earth」のレビュー

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Astalon: Tears of the Earthのトレイラー動画

Astalon: Tears of the Earthってこんなゲーム

ゲーム内容

戦争によって死の星と化した21XX年の地球。生き残ったわずかな人たちは砂漠でゴミを漁って暮らす生活を強いられ、さらに水には毒汚染が広がり、村々を困らせていた。

そこで立ち上がったのが三人の冒険者。彼らは砂漠を長い間さまよい、ついに毒の根源である暗くねじれた塔を見つける。

Astalon: Tears of the Earthは「オオヘビの塔」を舞台に繰り広げられる2Dアクションゲーム。

剣で攻撃する戦士のアリアス、魔法で塔のギミックを解除する魔法使いのアルガス、弓を使い壁ジャンプもできる盗賊のクユリ、序盤はこの3人の冒険者を切り替えながら塔を攻略していきます。

塔で待ち受けるのは手強いモンスターたち。特にゴルゴンたちは人に崇められる神様のような存在でありながら、一方では人を殺して食うとされる巨人で、何度も冒険者たちの前に立ちはだかります。

ボスを倒したり、隠し部屋を見つけると「遺物」が手に入ることも。

遺物はキャラを一瞬で切り替えてくれる「アテナの鐘」のような便利アイテムもあれば、強力な剣や呪文書、弓でキャラに新たな能力を与えてくれるものもあります。

敵にやられてしまっても大丈夫、ゲームオーバーにはなりません。アルガスが秘密裏に悪魔のエピメテウスと誓約したおかげで、スタート地点には戻されますが、タイタンの力を借りて何度でも蘇ることができます。

このとき、敵を倒して時に得られるソウルオーブでキャラを強化が可能。キャラの強さ(攻撃力)、防御力、攻撃スピードは個別キャラごとに強化、HPや一部のスキルは一つ上げると全キャラに適用されます。

と、こんな感じでAstalon: Tears of the Earthはキャラクターを切り替えながら塔を攻略していく2Dアクションゲームになっています。

ゲームの操作

ゲームコントローラー、マウスキーボードどちらでも操作することができます。

良かった点・微妙だった点

かわいいだけじゃないしっかりとした作り

見た目はファミコン風でかわいく、音楽もレトロ感があってかなり良いです。レトロといっても操作のしやすさ、キャラの切り替え、ホロウナイトっぽい最近の流行りの要素も取り入れられていて、とても遊びやすくなっている点も良かったです。そして、思った以上に骨太なゲームで完成度も高く、やりごたえがあるゲームでした。

楽しい探索要素

隠し部屋や隠しアイテムがめちゃくちゃ多くて、マッピングしながら探索するのが楽しいゲームでした。アイテムもユニークなものが多くて、序盤は不遇だったキャラが特殊能力を身につけて強くなり、キャラの切り替えのために篝火に戻ったりとかソウルオーブを自分で拾いに行くのが面倒だなーと思っていたところがどんどんアイテムで改善されていくのが面白かったです。

日本語に対応している

日本語対応。ローカライズに問題なし。

バグが多い

キャラが画面から消えてしまうバグがあり、進行不能になるのでこまめなセーブ必須。

アイテムの説明が少ない

アイテムを買う時にまったく効果がわからないのは少し不親切な感じがしました。

死ぬと毎回入り口に戻される

チェックポイント的なものがないので、死ぬと毎回入り口からスタートになります。リフトで決まった地点に移動することはできますが、リフトから遠い場所で死んでしまうと、そのあとの戻し作業がちょっと辛いです。

Astalon: Tears of the Earthをプレイした感想まとめ

14時間でクリア。

久々に個人的にヒットしたメトロイドヴァニアのゲーム。先が読めないストーリー、宝探ししているような探索、幅広い強化とプレイヤーを楽しませてくれる要素が詰まってて、完成度も高い良ゲーでした。メトロイドヴァニア、2Dアクションゲームがやりたい人にはオススします。

Astalon: Tears of the Earthのストアページ

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