Wizard of Legendのトレイラー動画
Wizard of Legendってこんなゲーム
あらすじ
魔法はすでに廃れて過去の遺物となった世界。主人公がやってきたのはそんな失われた魔法のことが資料として保管されているラノーヴァ博物館。
展示物を見たり、魔法を体験したりして博物館を楽しんでいた主人公でしたが、そこで展示されていた遺物に残されていたカオスエネルギーによって過去の世界に飛ばされてしまう。
そこでは魔法評議会が毎年開催するカオス試練がちょうど開かれていて、なぜか主人公もこれに参加することに・・・というあらすじ。
ゲーム内容
▲カオスの試練に持ち込めるのはローブ、レリック、魔法4種。
魔法を唱えるにはアルカナというタロットカードのようなアイテムを使います。アルカナは6種類まで装備することができ、素早く攻撃する近接魔法のベーシック、ダッシュ魔法、通常魔法のスタンダード、大技魔法のシグネチャーの4種類まで試練に持ち込むことができます。
スタンダードとシグネチャーは一回使うとクールタイムがあり、シグネチャーはコンボが決まるとゲージが上がって、それが溜まるとさらに強力な魔法が繰り出せます。
▲選ばれるボスとマップはランダム。
カオスの試練は全10ステージ構成となっていて、1-1、1-2、ボス戦といった流れを3回繰り返し、最後にラスボスを倒せばゲームクリアとなります。
ステージ内では不思議なダンジョンシリーズのように小部屋をまわって敵を倒しながらお金を稼ぎ、ショップで買い物をして自キャラを強化していきます。
最後に中ボスを倒せば次のステージに進めるといった形になっています。
▲ボスの全身を纏っている黄色のオーラが剥がれたタイミングが反撃のチャンス。
ステージを2つクリアしたらボス戦。変化するボスの攻撃パターンを3回ぐらい全力で避けて、疲れている隙に攻撃を入れてスタンしたところにコンボを決めていくというのが基本的な攻略になります。
クリアorゲームオーバーになってしまったら街に戻ります。街では敵を倒したときに手に入る「カオスジェム」を使ってショップでレリック、ローブ、アルカナなどの買い物をすることができます。レベルアップやスキルツリーといったものがないので強化要素は薄いですが、充実したアイテムによって自キャラを育てていき、試練を周回するといった感じです。
と、こんな感じでWizard of Legendは魔法を使ってダンジョンを攻略していくアクションローグライトになっています。
ゲームの操作
ゲームコントローラー、マウスキーボードどちらでも操作することができます。
良かった点・微妙だった点
多種多様な魔法
魔法の数は128種類でレリック144種類。一つの属性に特化したビルドにしてみたり、近接ゴリゴリの脳筋ビルドにしてみたりと好きなように魔法を組み合わせて、キャラを自分の思い描いた魔術師にしていくのが楽しいゲームです。
やりごたえのある高難易度ローグライト
本作は難しい部類のゲームだと思います。難しい理由としては、
- 回復手段が少ない
- 周回してボスの動きをある程度把握する必要がある
- 強化要素が薄い
- 無敵時間がない(連続攻撃の初弾に当たると全弾ヒットする)
などが挙げられるかなと思います。とにかく被弾を避けることが第一で、ダッシュには回避機能がないため見てからでは間に合わないことが多く、予測して避けていく感じになるので、プレイヤーの腕と経験と知識が必要になってきます。
ランダム性があまり無い
これは好みが分かれるところですが、ランダム性に引っ張られたくない人には良い点だと思います。最初に持ち込める魔法が最後までメイン攻撃になるので実力が反映されやすいというか、理不尽さをあまり感じないところが良かったです。逆にステージなんかはランダムでも代わり映えがないのが残念な点でした。
日本語に対応している
日本語対応。ローカライズに問題なし。
Wizard of Legendをプレイした感想まとめ
Xbox Game Passで7時間ほどプレイ。
店で売られているアイテムの効果がちゃんと記載されていて、リリースされた当初に比べてだいぶ遊びやすくなった印象です。実装されたボスラッシュモードも面白くてほとんどこればっかりやってしまうぐらいハマってしまいました。高難易度のローグライトアクション、さまざまな魔法を使ったアクションゲームがやりたい人にはオススします。