「Amanda the Adventurer」の紹介レビュー 奇妙な子供向けアニメ番組を視聴する一人称視点ホラー

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Amanda the Adventurerってこんなゲーム

MANGLEDmaw Gamesが制作した一人称視点のホラー。

日本語対応・コントローラー非対応。

叔母の家を継いだ主人公が、屋根裏部屋で埃を被った古いビデオテープを見つけ、その映像に出てきた情報を手がかりに謎を解いていく。

映像の中ではアマンダという女の子と羊のウーリーが料理をしたり街に出かけたりする内容のテレビ番組が写し出される。時々、○○するにはどうすればいい?といった感じで質問をされることがあり、実際に文字を打って回答する(3回間違えると答えが自動入力される)。

ビデオテープは一本目より二本目と段々と不吉になっていくが、実はテープだけじゃなく映像を流しているテレビの周りもまた秘密だらけ

映像を見終わると部屋のあらゆる物の配置が変わり、次は謎解きに挑むことになる。ビデオの映像に謎解きのヒントが隠されているので、進行に詰まったら見返してチェックしてみよう。

良かった点

・子供向け番組だからこその狂気、恐怖を感じる
・脱出ゲームのような内容だが、謎解きが斬新で楽しい
・良ローカライズ、たまにされる質問も日本語で回答できる

気になった点

・ホラーとしては普通、謎解き要素が強めでそこまで怖くはない
・保存はオートセーブのみでいつセーブされてるのかわかりにくいところがある
・同じビデオテープを何度も見るのは少し退屈

落ちてるテープを好奇心で見てみたら・・・という日常から発展する系のホラー。映像の中と部屋が連動しており、謎解きも非常に凝った作り。価格(1000円)のわりにローカライズの質が高く、グラフィックも細部まで丁寧に描かれているのがとても好印象。個人的には大満足の出来だったので脱出ゲーム好きには特におすすめしたい。

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