極寒の地で人類最後の街を作るサバイバルシミュレーションゲーム「Frostpunk」のレビュー

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Frostpunkのトレイラー動画

Frostpunkってこんなゲーム

ゲーム内容

時代は氷河期が到来した近未来の世界。

わずかに生き残った人類は生き残りをかけて北に向かい、そこで人類最後の街を構えます。プレイヤーはその街の指導者となり、岐路に立たされた人々を導くというゲームです。

マップには木材や石炭や鉄鉱石などの資源が散らばっていて、まずはこれらの資源を採取して活用するところから始まります。

石炭はジェネレーターを稼働させる燃料となり、施設を建てるには木材が必要となり、鉄鉱石は主にテクノロジーを発展するのに使われます。

街の中心にあるのが唯一の熱源であるジェネレーター。熱の範囲には限りがあるので、ジェネレーターの周りに円を描くように建てていきます。離れた場所に建ててしまうと施設が凍ってしまって機能しなかったりするので注意が必要です。

ワークショップを建てると「研究」がアンロックされ、序盤はジェネレーターの範囲拡大、熱源を増やすハブ、伐採所や採掘所などの研究をすることにより新しい技術を手に入れ、街を自由に発展させることができるようになります。

人が集まるところには必ず法律やルールが設けられるように、このゲームでも民衆を束ねるために、指導者であるプレイヤーが自由に法律を制定することができます。

ただし、ここは-20°以下の極寒の地。法で人々の自由や権利を守るというよりは、生産性を上げるために労働者を12時間以上働かせるとか、幼い子供を働かせるようにするとか、食料問題を解消するために食料に木屑を混ぜるなどの生き残るためのサバイバル法が適用されます。

こういった独裁的な法の制定は民衆には歓迎されません。民衆には「希望」「不満」といったパラメーターが存在し、プレイヤーが無茶なことばかり要求すると、希望が下がって不満が溜まり、最悪の場合、人々から指導者失格の烙印を押されて街から追い出されることになります。

ゲームの目的はとにかく生き残ること。-20度、-30度、-40度と徐々に気温が下がっていき、最終的には-150℃の世界で生き抜くことができればゲームクリアとなります。

ゲームの操作

マウスキーボードで操作することができます。

良かった点・微妙だった点

ドラマチックな展開で終わるラスト

終盤の演出が良い意味でなかなかエグい。最後はなんとか生き残ってくれと祈るように見守り、そこを乗り越えると他の街づくりゲーでは得られない充実感に包まれます。

日本語に対応している

日本語対応。Epic Gamesでも日本語確認。前作「This War of Mine」より日本語の質が高い。

説明不足な部分がある

いろいろと説明足らずな部分があって、最初の数プレイはトライ&エラーを繰り返す覚えゲーになります。最初に覚えるべき道路の仕様とか引き方とかほとんど説明無しで。

自由度が低い

家を建てて、施設を建てて、リソースを管理してという序盤の流れは他の街づくりゲームと同じで楽しいんですが、やっていくうちにできることが少ないな~と感じるようになってきます。

言うなれば1ヶ月1万円で生活してくださいと言われて、その1万円でいろいろ買うことはできるし、最初の1日でそれなりに遊べるけれど、それをやってしまったらもう残りの日数生き残れなくなるっていうのと同じで、このゲームでも選択肢は多いけれど生き残ることだけを考えたら選べる選択肢がかなり限られてしまい、毎回同じようなゲームプレイにならざるを得ないところが残念な点でした。

発展性が薄い

街を発展させてどんどんプラスを重ねていくような街づくりゲーではなく、ただ「マイナスを減らす」ために街づくりをするようなゲーム性が自分には合わず苦痛でした。

Frostpunkをプレイした感想まとめ

Steamで23時間、Epocで5時間プレイした感想。

街づくりゲーとしては自由度が低くて合わなかったんですが、ビジュアル、演出、世界観すべて丁寧に作り込まれた完成度の高いゲームです。社会派サバイバルゲームということで民衆の声の力が強く、独裁者プレイがしたい人にはあんまり合わないかもしれません。悲壮感があるサバイバルゲームが好きな人にはオススメします。

Frostpunkのストアページ

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